toi とわ

いちめんの花畑に顔をうずめて眠りたい

碧い目の友に会いたし夏薊

オランダを発ったのは2年前の7月。絵のクラスで知り合った友達がくれたマグカップには、野の花があしらわれていた。しょっちゅう私を連れ出して植物園やチョウチョのいる博物館へ連れて行ってくれた。まったりお茶を楽しむのが日課だった。
小さな赤い花を見ると彼女を思い出す。美しいものを見る目が似ていた私たち。心の奥にある反射鏡の角度が、きっと似ていたのだよね。
会いに、行きたい。

ありがとう。あなたの今週一番嬉しかったことは何ですか?

そんなに急がないで

重い荷物を抱えてしんどくなってキリキリしていた
見るもの全てを持って帰りたくて

今が今じゃなくなった時
僕は僕ではなくなってしまうんだ

思い切って
その荷物を全て手放して見たら
風景は変わるのだろうか?

あなたがあなたでなくなったとき
そこに残っているのはだあれ?

その時その質問に戸惑うあなたはだれなのだろう?

ありがとう。あなたの今週一番嬉しかったことは何ですか?
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つらなるたま

俳句歳時記を買った。
俳句と月の満ち欠けとは深いつながりがあるのだそう。
卓上カレンダーに並ぶ月の満ち欠け365日。

365。

365円なら手のひらに乗るサイズ。
おやつならちょっと良いのを一個。
今日という日が365粒の中のひとつ。

つるっと丸い
1日、1日を過ごしたい。

むねのおくの真珠

だれの心のなかにも
ずっとずっと底のほう
光の届かない
くらいところに
きらめく真珠の粒がある

ありがとう。最近うれしかったのはどこで誰と?なにを食べた時ですか?
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sayonaraはいわない

さよならはいわない
そんなぼくはずるいかな
さよならはいわない
それでいいって思っているんだ
たしかなことは
きみとぼく
新しい道を歩いているってこと

空いっぱいの星
空いっぱいの虹
こころの中にほら
だれにも言えない光の粒がある

眩しい笑顔がみえますか
きみもほほえむことありますか
忘れかけた思い出の中に
ゆっくりと巡る季節の中で

さよならはいわない
そんなぼくはずるいかな
さよならはいわ

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