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ウタウタイのまいにち

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こんにちは!あそびに来てくださってありがとうございます。このマガジンには詩を投稿して行きます。恋心や切ない気持ちや自然への想いやetc.インスピレーションなれたらまかせて詩を書く… もっと読む
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記事一覧

こころのきょり

好きということばも気持ちも ボクは言い訳に使ってたんだと気づいた ほんとうはこわかったんだ 近づいてしまえば 消えてしまうような気がして

生きる

ぼくたちはいつまでいきるのだろう ぼくたちはどこまでいくのだろう ただひとつわかっていることは ぼくたちはしぬまでいきるということ いつまでなのかはだれにもわからない きょうのぼくができることは きょうのぼくにしかできない そしてあしたのぼくに ぼくはえいえんになれない きのうもきょうもおとといも きょうのぼくはあなたがすきだ きのうのあなたもおとといのあなたも あしたとあさってのあなたも ぼくはぼくよりもはやくあるくひつようがないし ぼくがたちどまるときには せかい

神さまへの手紙

神さまもし お願いを聞いてもらえるのなら まえに進むことを 許してくださいね きっといつかは 答え合わせするときがくる きっとそれまでは 全部のことがわからないままなのだ 目隠ししたまま 歩いてるような気がしてこわいです ほんとうにそれでいいのかは だれもおしえてはくれない それでもまえに進もうとする ぼくを許してくださいね 信じるから飛ぶのです

あさやけ

空がこんなにきれいなのは 不安があっても心があったかいのは あのひとやあのひとやあのひとがいるからだ だいすきなひとには会いにいこう 大切なひとを大切にしよう むずかしいときもあるけれど わからなくてすすめないひもあるけれど 好きという気持ちがあるなら その気持ち 届けよう

ひみつ

なんてやさしいんだ なぜ やさしいのだ なんどとかされても とかされるたびに わたしはあたたかくなる

質問する

お味噌汁好き?って聞くのは もうなんにもゆうことが思いつかないのに それでもきみの声が聞きたい時の ぼくの常套手段なのだ

よそみ

だれだって胸の奥には かよわいアンテナがあって 呼吸とともに 小さく小さくふるえてる

寂しいところ

このほのさびしいところ ここがぼくのおうち このほっこりとした そこはかとなくひろがっていく やさしくて やわらかくて ぬくいばしょ

夕暮れ

華奢なきみの身体を抱くと ぼくはめまいを覚える その小さな身体にこもった熱と カゲロウのはねのようなまぶた

しろつめくさ

こころのひろさはどれぐらい? 目を閉じて見える笑顔は みんなおおきくて優しくて いくつもの思い出 シャボン玉みたいにふくらんで 泡が弾けるたびにわたしは ぬくもりでとけてしまうのでした 無限に 優しくなってしまうのでした

遠くまで

迷ってるあいだは まだわからないことが たくさんあるのに 不思議と 足もとが ゆらがないのは そこだけを はっきりと感じてるからかな

歩く温度

同じなのか違うのか 時間が交差するのは 時間のない世界 出会ったらもう忘れられず 噛み合ったらもう 裂けられず 見えない歯車はもう まわりはじめてる

雨上がり

聴き慣れた声になら すべてをあずけて眠ろう 三つ数えるうちに そっといなくなろう 傘の水をはらって閉じるみたいに 悲しみを静かに閉じよう いつものようにドアを開けて いつものように眠ろう

大好きだよ

草や木がそのまんまあるように 海や空がそのまんまあるように それでいい。 という瞬間が積み重なって、過ぎてゆく。 そんな日々に あなたがいてくれてよかったなって 思います。