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クロエちゃんと私の卒業

1ヶ月のお世話期間を
無事に終え




クロエちゃんが今日
おうちに帰って行った。




長い時間、パパとママから離されて、
いつ帰ってくるのかも分からず
きっとビックリしただろうに




余裕綽々で、うちでの生活を
思いっきり楽しんでいったクロエちゃん👏



So proud of you, baby girl❤️



1ヶ月も一緒にいたから
もう我が子のようで




飼い主さんが迎えにくる前から
涙腺が緩んだ。




クロエちゃんのパパとママは
お揃いの結婚指輪をしてやってきた。




私たちは、
いろんな話をした。




クロエちゃんがとってもいい子で
息子といっぱい遊んだこと




大抵のことは大丈夫なクロエちゃんが
ドライヤーだけは断固として
すごい顔して嫌がったこと




飼い主さんのハネムーン先の
バリの話・・




そして、なぜか分からないけど、
あの詐欺事件の話にもなった。




あれはちょうど
クロエちゃんが来たその日に
起こったことだったから




クロエちゃんの帰宅と一緒に、
過去の話として、
笑い飛ばしてしまおうと
したのかもしれない。




2人は驚いて、そして
「そんな大変な時に、
クロエのために強くあり続けてくれて
本当にありがとう」と言ってくれた😢




それから私と奥さんは、
別の話で盛り上がっていたんだけど




旦那さんは終始、
すごく気にかけてくれて
何度も何度も、詐欺の話に、話題を戻した。




そして何回も、
「お金、本当に大丈夫?
もし必要だったら、ヘルプするよ」




と申し出てくれた😭




それはとってもありがたい
オファーだったのだけど




家族でもない、すでに
十分良くしてくれた隣人の彼らに
これ以上迷惑なんてかけられない。




だから、「大丈夫だよ〜」と
私はその都度、返した。




すると、4回目に断った後
旦那さんは




「・・俺たちもね、パンデミックの後
しばらくの間、経済的に困ったことがあったんだ。
でも、今は持ち直したし、人からも助けてもらった。
だから、今度は自分たちがヘルプしたいんだ」




そう言って、
まとまったお金を
目の前で送金してくれた😭




「ありがとう・・正直、すっごく助かった。
どうしようかと思って、ずっとずっと怖かったの。
いつになるか分からないけど、必ず返すから」




と、お礼を言うと




「返さなくていいよ。
またクロエの面倒見てもらいたいからさ、
これは、お給料の前払いだと思ってて。」




と言って笑った。




送金記録には、お金と共に、
彼からこんなメッセージが添えられていた。




Friends help each other.




友達は、助け合うもの




これを見て
滝のような涙が流れた。



私は、ずっと1人で
地球で孤独に生きてきた。




そう、思い込んでいた。




人に何かをしてあげるのは
大好きだけど




お願いするのは大の苦手で
いつも1人で色々抱え込んた。




弱みを見せたくない、
プライドの高い、
カッコつけオンナだ。



だから宇宙はこうやって、
わざと私を
窮地に追い込んだのかもしれない。




「助けて」と
自分から声を上げさせるために。




「助けて」って叫んだら、
ちゃんと地球にはヘルプしてくれる人たちが
大勢いることを教えるために。




このnoteでシェアさせてもらった後
たくさんの友達やお客さん、仲間から
メッセージやサポートが届いた。




ヒーリングで繰り返し現れたのも
「∞」
人と人とを繋げる、輪の幾何学だった。



今回、人生で初めてってくらい
金銭的に困って




初めて弱さを晒して
パパちゃんを頼った。




”犬の面倒みます
仕事ください”、と




プライドを捨てて、近所の人たちに
少しずつ声をかけるという
チャレンジもした。




すごく勇気がいったし
嫌われるかと思ったけど




案外




「え?そうなの?
makiドッグシッター始めたんだ?
あの子、makiの犬かと思ってたよ、アハハ!
いいこと聞いたわ、ありがとう〜!」




と、すごく好意的だった😳




(言ってもみないで、”迷惑かも・・” と、
勝手に思い込む、よくあるパターンだったw)




クロエちゃんのパパも、
前述のサポートだけでなく、




「この辺では〇〇さんってシッターさんが
有名でね、




みんなお願いするから、結構忙しくて、
彼女、一杯一杯だと思うんだよね。




別に顧客を取るってことじゃないけど、
彼女がきつい時に、makiに仕事回せば
彼女もmakiも助かるだろ?





makiは彼女と面識ないだろうし
俺、今度伝えといてあげるよ。
番号渡してもいいかな?」




と、提案してくれた😳




今回、たくさん、
繰り返し繰り返し、
耳にしたのは




みんなが助け合う
助けられたら、今度は自分が
違う誰かを助ける




そんな、横の繋がりと、
愛の循環の精神だった。




神官が1人で神殿に篭り、
大勢を救った時代は
もうおしまい。




私は、自分から勝手に
”わかってもらえない” と
宇宙船に逃げ込んでいただけだった。




これからは、
みんなができることをして
力を分け合い




痛い思いもし





それら全て、
生身で一緒に体験することで、
愛を循環させていくんだと思う。




たくさん救ってもらい
たくさん、学ぶことができました。




直接関わってくださった方も、
これを読むことで
繋がってくださった方たちも




居てくれて、本当に
ありがとうございました。


























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