8章

 おねえさん的存在でがんばり屋のチビ。末っ子的おこちゃまキャラのしろ。
真ん中で柔軟に構えたウィッシュボーン。三匹を線でつなぐと、それはそれは見事な三角形と言わねばなりません。       
 紀州犬のチビとしろ、アメリカ生まれのウィッシュボーン。略してウィッシュはジャック・ラッセル・テリアで、元俳優。なんと小さいころから人気者なのであります。もちろん過去も現在も未来においても、です(もちろん、現在・過去・未来なんてモノがあると仮定しての話ですが)。
 そうそう、チビはチビで、犬雑誌(いぬざっし)の読モ、すなわち読者モデルも時たまつとめる人気者。
 しろは、将来有望なる近所の大人気者。脅威のいじられキャラ。いずれ、その人気は大いなる波紋となって広がっていくことでしょう。聖書やクルアーンだって海を越えていったわけですから、しろの人気がそれらに劣るはずはありません。   
 とにもかくにも、チビ、ウィッシュボーン、しろ、彼らの人気は神がかり的になっていくことでしょう。それはもう確かです。世界にそれほど確かなことはありません。
 世界の各地で保存されているというブッダの遺骨が本物であるかどうか思い悩む方々がいらっしゃるみたいですが、チビたちの人気の確かさは何らの迷いも引き起こしません。
 完全無欠のロックンローラー(そういう歌謡曲が日本において流行ったことがあったのです)、ではなくて、完全無欠のCW&Sなのです。どこかの国のフォーク・ロックのバンド名のようでもあります。チビ、ウィッシュボーン、しろをローマ字にして頭の文字を並べてみただけです。

 本人たちが聞いたら怒り出すかもしれませんが。
 では、グッド・ナイトから始めよう。

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『きつねくんにっき』

詩を書くきつねくんを中心にチビ、ウィッシュ、しろの三匹の犬が繰り広げる適当日記体小説。新しい哲学、救いの思想についても触れるかもしれない問題作。
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