タッチパネルの液晶画面が見えない

　数週間前からプリンタ（A3複合機）の液晶画面が薄くなり、ほとんど見えな状態になってきた。去年買ったばかりで、まだ１年も経っていないというのに。（ ↓ は本機について書いた投稿。複合機の購入・選定を考えている方はご参考にどうぞ）

　マシンの異常に気づいてはいたけれど、25日の翻訳校閲オンライン講座を控えていたのでそちらで頭がいっぱい。考える余裕がなかった。やっと昨日、講座を終えたのでもう一度「症状」を確認した。
　やはり、表示される文字と図が薄くて見えない。オンラインマニュアルで探してみたが、電源を入れ直せとあるだけ。やってみたが直らなかった。
　PC文書の印刷などはふつうにできる。つまりPCとの通信状態は悪くない。ハードウェア自体に問題があるとしか思えない。

ユーザー同士のQAコミュニティがあった

解決策をネットを探すと、「OK Wave Plusで質問しますか？」というサジェスチョンが出てきた。OK Waveというサイトがあることはなんとなく頭に入っていたが、ユーザー同士が質問・回答し合うコミュニティであるという。
　無料ということで登録し、質問してみた。メーカーと機種を入れて、症状に「タッチパネルの液晶が薄い」と書く。

10分後には最初の回答がついた

驚いたことに、書き込んで10分後くらいで、最初の回答がついた。オンラインマニュアルを紹介してくれているのと（ここまではすでにやってあった）、「故障かもしれない」として、メーカーの修理依頼サイトのリンクまで貼ってくれていた。
　さっそく修理依頼サイトをクリックしてみると、保証期間内なら運送費だけで修理してもらえるとある。購入したのは昨年７月末。まだ１年経っていないから、保証期間内であるはずだ。

保証書がない

ここから保証書探しが始まった。取扱説明書やクリーニングツールなどはすぐ見つかったのに、保証書だけがない。管理が悪いわたしのことだから失くしたのかもしれない。
　今度は領収書を探す。買ったのはヨドバシのサイトだ。
　検索してみると、「決済完了」のメールはすぐ見つかった。だが領収書がない。保証書も領収書もないのなら、購入日（保証期間内であること）が証明できない。
　2022年度確定申告の書類から、なんとか昨年度のクレジット明細を見つけ出す。一応「領収書」の代わりにはなろう。
　もう一度取説が入っていた引き出しを漁る。と、端っこのほうに小さい紙がある。もしやこれかも、と引っ張り出して見ると案の定「保証書」とあった。ネットショッピングだから年月日は入っていないが、保証書があれば無償修理対象になるかもしれない。諦めずに探した甲斐があった！

OK Wave Plusで次々回答がもらえる

　そうこうしている間にメールがいくつか入ってくる。さっき質問したOK Wave Plusで、回答をつけてくれた人がいるのだ。
　ひとりは「オンラインマニュアルのxxxページを見てください」だった。早速当該ページを検索すると、「バックライトの照明の明るさ」を調節する方法が書いてある。
　回答をいただいたのはありがたいが、いま問題なのはタッチパネルの「明るさ」ではなくて、液晶画面の「文字や図が見えない」ということなので、ちょっと症状が違う。
　もうひとりからは「故障と思われます。修理依頼を」という内容。最初の回答と同じ内容だった。

修理か買い替えか

　こうなったら腹をくくるしかない。Brotherのサイトから修理依頼をした。運送費が2,750円。これは仕方ない。
　修理費は、保証期間内で、しかも正しい使い方をしていたならば無料、そうでなければ27,500円という。
　そんなに高いなら新しいものを買ったほうがよいのでは、と一瞬思ったが、古いマシンを廃棄するにも費用がかかる（300円くらいだが連絡の手間もあるし、複合機を引き取り場所まで持っていくのも大変）。というわけで、やはり修理依頼をすることにした。

まずは回収箱を送ってもらう

修理のステップは、まずは回収箱の到着日を決める。箱を受け取ったらマシンを入れて発送。後は修理して送られてくるのを待つという。２週間程度プリンタが使えなくなることを考え、大量プリントが必要になる日の翌日に箱をもらうことにした。そこから発送すれば、うまくいけば10日間ほど、2,750円で修理が終わるはずである。
　というわけで、昨日はプリンタ騒動で半日間ばたばたしてしまった。それでもなんとかクレジット明細と保証書を見つけ出したのでよしとしよう。さて、今日は遅れている仕事を片付けなければ。