私にとっての*とかの話

この記事はVRChatのワールド『アスタリスクの花言葉』およびそれに関連する作品の重大なネタバレが含まれる可能性があります。

そもそもの話なんで今更この話?

(執筆開始時点で)もうすぐ4ヶ月となるクリア者限定集会

よくもまあ・・・開催に踏み切れたな私。
メンタルが強靭なのか鈍感なのかただのアホなのかと問われたら「鈍感のアホ」に分類されるのでしょうね。

『感想戦という名の“作者”に言いたいことぶつける』
このぼかし方非常に便利でしたね、クリア済みの人から見ると『村雨アスタ』の事を指し、そうでない人から見ると『ヨツミフレーム』の事を指すという使い勝手が良すぎる表現でしたね。
実際

私の浅はかなイト(他の人が強すぎるだけとも言う)に乗ってくれたのか(?)ヨツミさん自身のツイートでも「“作者”は参加できない」と
”誰も本人は来るとも来ないとも言ってないな?”
(ご丁寧に前日に会場を下見もしてたし(偶然居るのに気が付いて飛び込んだ)、果てはこんなアバターまで作ってるし・・・)

ってあれ?もしかしてヨツミフレーム氏に意味不明な恰好させたの私が最初で最後なのでは??????????(2021年の狂気に呑まれた後の考え)



いやまあそもそも何故感想戦をやりたいと思ったのか、最初のきっかけはひょんなことでヨツミさんと出会ったことだと思います。
当時私はしーわんカフェのスタッフとして、いつも通り来てくださる人と雑談していた時でした。
おそらく知っている方が多いと思いますが「VIVEBatteryInfo」というソフトウェアではワールドにjoinしてきた人の名前を表示してくれるなんて機能がありました。そう、いつも通り過ごしていたらそこに現れたんですよ「y23586」が・・・

いやだからってなんでこうなったんだろう・・・・?
まあ上の奴は置いておいて、私はこの時に初めてヨツミフレームと出会ってしまったわけです。(こんな初回でいいのか?)(いいんじゃね?)
その後、私だったか他の誰かだったのかはっきりと覚えていないのですが、「アスタリスクの感想戦・・・したいよね」
確かそういう感じのことを言っていた気がします。
してぇなぁ・・・でも誰もやってくれなさそうだな・・・
そんなことを思いつつ年が明け、今は亡き(?)しーわんカフェの面々で最後まで走り切った後やっぱり感想戦したいよなと考え、
そうだ、意味深に「作者」って単語を使って言うだけ言ってみるか。
と思い、この記事二つ目のツイートをした結果
『ご自由にどうぞ』
そっかーご自由かぁ

はい
まあイベント企画段階って大体こうですよね・・?ね?
(私の場合何か始めたり、主体となる場合外堀を埋めてもらう (または埋めさせる)ことで走り出すことが多々なのです)

まあそんな感じで走り出したこの企画なのですが、すぐに最初の壁にぶち当たることに。
一体何をするんだ
可能な限りネタバレは回避したい(作者関連の下りで察しがいい人は気が付きそうなのは置いておいて)
でも何か話題の中心を決めないと集まらないのでは・・・?
困り果て、手伝ってくれるって言ってくれたかに美さんに「どうしよう、何もやることが思いつかない」とイベントをすると言ってから会うたびに言って開催場所から内容についてまで相談していました。今思えばかなり雑な振りな相談の仕方だったような気もしますが、『内容はあえてこちらから指定しない』で決着が付き、イベント告知の内容には指針と言った方が適切なものを入れることで落ち着きました。

前日の時に書いていたのですが当時はこういう事思ってました。
まあ蓋を開けてみたら『もう既に達観した人が多く集まってしまった』のでまあもし次回するのであれば、やはりテーマを決めるか、ヨツミさんが来る事は確定させておく、もしくは(不可能な気がするけど)例の奴の撮影場所をお借りするとかはやる必要があるのかもしれませんね。(あとはちゃんとしたイベント告知とかやろうな)

ちなみに話は少し変わり、当然イベントですのでイベントカレンダーに登録をしていたのですが

本当意図せずアスタちゃんリスペクトな事案が発生してました。
少ししか見えてないのになんで自分のイベントだと言い切れるんだって話ですが、当時のイベントで【】で始まるイベントは自分のを含め3つのみで、そのうち2つはすでに見える位置にあります。見切れている部分をよーく見ると【】らしきものが見えるため私のイベントであろうと確信をもてるわけですね。(一体なんの話だ)
でも今思えば見切れてて良かったかもって思う気持ちも少しあるんですよね。

イベント名について

「世界の欠片を探して」という名称、まあ命名方式は完全に本家リスペクトな方式です。ほかにもいくつか案を出してアンケをした覚えがありますが、まあこれになるよなって感じでした。そのアンケの初期段階では名称に「#23」と番号まで振っていたのですが、今後もしかしたらヨツミさんが使うのでは、という事から最終的には番号部分を取り除いたサブタイトルにした経緯があったりしますが。
そもそも当時何故「#23」を振ろうと思ったのかですが、皆さんお馴染み(?)の「アスタリスクのイト」の章番号では「#21」が2つありましたよね。(誤字脱字修正版でもそのまま)なので単純にこのあと正真正銘最後となる「#22」が出てくるのではという見込みのもと、(本当の?)最後の章のその後という意味合いを込めてたりしました。
まあ、章番号は作者が振るべきものですし、今後使用される可能性は0ではないので・・・
(いつかするとされている全体公開のタイミングで増えてたり、採番が変わってたりしないですよね???ね??)
また「世界」と「欠片」の単語にも個人的な考えがあったりします。
端的にはどちらもアスタちゃんの事を指していて、「世界」は彼女自身、彼女の見ていた視点、そういうものをイメージし、「欠片」は痕跡、要は『アスタちゃんが生きていた痕跡を探す』という見方によれば地獄とも言えるかもしれない考えでした。
そんな個人的な意味合いを込めて開催した集会でもありました。

会場のワールドについて

さて、本イベントでは会場として「猫の子禁猟区」を使用したのですが何故ここだったのかについてです。
最初は安直にアスタリスクの花言葉に関連したワールド、もしくはその場所自体を使うという発想が出てきましたが
・コンテンツ内(イトは一旦除く)で出てきたワールドだと直球すぎて主催が限界を迎え生き残れない未来しか見えなかった
・そもそも部屋の構造的に人が集まるには不向き
という理由から少なくともアスタリスクの花言葉のワールドや、攻略の為巡ることになるワールド(Just  Port含む)はこの時点で除外されることに。
でも遠からず近からずなワールドにしたい・・・
そんな中候補に挙げてくれたのか「猫の子禁猟区」でした。
見に行って「直観」か何かがささやいて決めた覚えがあります。
ここにしようって。



で?結局ここまでさせたアスタリスクの花言葉はお前にとって何?

攻略当時、マトリックスの冒頭も知らなければ、カメラの機能で透明になっているメッシュが見えるなんて知らず、レディプレイヤーワンも見たことない、ドキドキ文芸部はどうしても自分でプレイする勇気が出ずネタバレを見ており、Altspaceなんて別のVRSNSがあることも知らず、果ては電子基準点なんてなんのことかさっぱりでした。
ここまでの知識を要求してくるなんて理不尽じゃないかってより、これがきっかけで知らない世界を教えてくれたという喜びの方が大きかったんですよ。
そんな気持ちの持ちようの奴が最後の部屋に行けばどうなると思います?

エモで死ぬんですよ。

今でもちょくちょく気が乗った時に一人ワールドに行くことがあるのですが初クリア時とは異なり大きく仕掛けが変わってきてしまってます。
例えば7部屋目、あれ大真面目に解くと途中でVRCを閉じてAltspaceを起動させられるのですが、そのAltspace側のアップデートによりヒントを出すワールドが崩壊。結果写真がペタリと貼られるという。
そして8部屋目については

今年(2021年)に行われた2020東京五輪後に取り壊しになるという事実
(なお実際は某感染症の影響で現状閉鎖となってしまっているらしいですが)
その影響で答えにたどり着くアプローチが変えられるという。
電子の世界の脆さだけでなくそうでない現実でさえも脆いということを突き付けてくるコンテンツ一体何なの・・・(作者そこまで考えてるかわからないよ)
そんな少しずつ壊れていくワールドを見ていつしか、いつまでここにこの場に立てるのだろうか。
気が付いた時にはもう二度とこの場には立てる状況ではなくなっているかもしれない。
なので




当時の自分にとっては自分の知らない世界を広げてくれたもの
今の自分にとっては思い出は油断すると脆く壊れることを教えてくれるもの
ですかね。

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