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アークナイツ小ネタまとめ(推測ばかり)更新2023.06.11

ソシャゲのアークナイツ(Arkrnights/明日方舟)のストーリー内で気になった邦訳やオマージュ元ネタ(推測)を書き留めていきます。

1.OS「彼方を望む/信仰という名の電車」

アルケット(ヒルデハイド)がランデン修道院の財政難を乗り越えるにあたり龍門にフェンツ運輸のピーターズと商談に来ました。うまく商談がまとまり、その祝いの席の帰り。

傲慢と偏見
傲慢と偏見

原文の中国語がわからないのですが、ここ「高慢と偏見」が正しいのではないかなーと。
アルケットがここで話したラテラーノの寓話とは全く別ですが、同じようなテーマで有名な英文学『高慢と偏見』があります。

↑日本語版

中国語って微妙に日本語よりも直截な言葉選びをするイメージなので、調べてみたところ…

↑中国語のタイトルは『傲慢与偏见』っぽいですね。中→日訳の時に間違えたのかな?

ちなみに英語の原文だと『Pride and Prejudice』です。

それはそうと『高慢と偏見』は恋愛小説です。ちらっとこのストーリーで出てくるバイソンくんとアルケットの絡みを思うと、面白い気がします。
さすがテラのラノベ主人公バイソン君…

追記:ちなみにタイトルはテネシー・ウィリアムズの「欲望という名の電車」のオマージュですね?!

これ、欲望を求めた女性が最終的に破滅していく……って話なんですよね。
途端にアルケットの今後が心配になります。なんていうオマージュしてくれるんだアークナイツ……

2.SSイベント「シラクザーノ」

ということでたぶんかなりオマージュ要素が詰め込まれている今回のイベント!

①レビュー

こちらは劇中では「オペラ」ですが、「映画」のオマージュ!気づいた人も多いんじゃないでしょうか!


「バッド・フェローズ」→元ネタ「グッド・フェローズ」
すでにストーリー全部見た後にレビューを見てこの記事を書いているので、どうしても「ディミトリ……かわいそうでかわいいやつ……」という気持ちになってしまします。


「シチリアーナ」→元ネタ「シチリアーノ 裏切りの美学」
女が強いアークナイツならではのオマージュの仕方ですね。


「狼たちの挽歌」→元ネタ「男たちの挽歌」
元ネタが香港映画だと思うと、レビューの評価がまた面白く思えてきます。

②設定

・テキサス一家 サルヴァトーレ・テキサス
おそらく禁酒法時代、第一次世界大戦期に「ボス中のボス」と言われたイタリア系アメリカ人のマフィア、サルヴァトーレ・ダキーラがモチーフでは?と思います。

そもそもシラクーザとクルビアがそれぞれ簡略化されたイタリアとアメリカ東海岸の趣があります。
アメリカの禁酒法時代前後のマフィアはイタリア語を話しイタリアを故郷として活動しており、一方でやがて世界の宗主国のようになるアメリカの足元で社会を牛耳っていたのですから、サルヴァトーレ・テキサスが、チェリーニア・テキサスを「シラクーザ人らしい」と評し、可愛がっていたのはいかにもイタリア系移民のマフィアを彷彿とさせます。

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