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私を狂わせる冬の王様

見た瞬間、
小さい…とか思っちゃった。ごめんね。

いやん、騙された!小さ過ぎる…!!
これじゃ私、満足できない…と期待ハズレな気持ちでいっぱいだったの。正直。

だけど…
大きさじゃないって初めて知った。
愚かな私を許してちょうだい。

お口の中にほとばしるお汁の濃厚さ…!
一瞬で私を狂わせる。
もう…何も考えられず、ただ一心不乱に求める、ひたすら貪欲に。

言葉など交わすのも忘れて夢中になれるのは…このひと時だけ。

思い知るわ。私が一番好きなのはあなた。クラクラしちゃう。正気を失う。
ああ、おかしくなっちゃうの。

あなたに会えた喜びに打ち震え、
堂々たる冬の王様を前にひれ伏す。

松葉が最高…!なんて思ってたけど、
越前がにも…すッごいの。




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