サザンふざけるな!!ライブ感想6【ネタバレ注意】
『サザンオールスターズ LIVE TOUR 2019「“キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!”だと!? ふざけるな!!」』
14曲目は「JAPANEGGAE(ジャパネゲエ)」
ステージ上の巨大モニターに歌詞が映される。
両脇のモニターには、文語詩の歌詞にわかりやすい訳をつけていた。
これは初めての試みのような気がする。
桑田さんも歌いながら身振り手振り表情で歌詞の意味を伝えようとしていた。
改めてこの曲の歌詞が私も気になって、歌詞が出ているモニターを見たんだけど、
あまりにも良席過ぎて、逆にモニターが見づらく、
目の前で熱唱しているステージ上の桑田さんに顔を背けて横を向くという
なんとも申し訳ないことになってしまうのよ、、、
…贅沢な話だわ。
ドームじゃいつもほとんどモニターを見て、ステージで豆粒ほどの桑田さんが跳ねているのを愛でるスタイルなのに。
この曲は、言葉の音の繋がりが面白く、韻を踏む箇所も多い。
何も考えずに聴いても気持ちいい。
だけど、今回はそれだけではなく、この曲の作品世界を味わってほしいんだという強い思いが伝わってきた。
アンニュイで粋で艶やかな世界。
今までよりも、ずっと深くこの曲を聴けた。
まず、「古戦場で濡れん坊は昭和のHero」でワンクッション置いて、「JAPANEGGAE(ジャパネゲエ)」という曲順も良かったように思う。
「女神達への情歌 (報道されないY型の彼方へ)」
くうぅ~~!これ、聴きたかった!!嬉しい…!
とびきりお洒落な、この独特の質感…。ああ、サザンだ~!って思う。
この系統でいうと、「Please」も聴きたいんだけどラジオで桑田さんが
こんなに高い声は今は出ないっておっしゃってたのよね…。
憧れる大人っぽさが濃厚。
背伸びして垣間見る世界を教えてくれたのがサザンだった。
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