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[書評]困った部下が最高の戦力に化ける、すごい共感マネジメント

はじめに

 こんにちはmesh1nek0x0です。私はどちらかというと困らせる方の自覚があるため、自分で気づきを得るという観点から、学ぶことがあるかなと思って手にとってみました。

ざっくり3行でのまとめ

- あくまで著者の経験談に基づく話がベース(科学的な根拠は少なめ)
- 表現が考えられていて、馴染みがよい
- 人の振り見て我が振り直せ、部下を変えたいならまず自分が変わろう

この本の紹介

 誰か(部下)の行動を変えたいのであればまずは自分(上司)から変わること、そのための具体的な手段、どちらかというと手段を用いた上司のあり方について著者の経験に基づく事例を交えながら紹介してくれる本です。ただの仲良しグループではなく、各自がだれかのために頑張れるチームを一緒に作っていきたくなります:)

この本のポイント

- 5つのポイントに沿って1つ1つ話が展開
 共感マネジメントの5つの手順が冒頭に紹介され、1つ1つについて事例を交えながら、まずはこういう行動をやってみましょう!と促してくれます。そのため、読後のアクションがピンポイントでおこしやすいと感じました。

- 具体的な事例が身近で共感しやすい
 事例紹介のところでは、現場で起きたこんな話、著者の過去にあったあんな話...という形で紹介されるので、状況が頭でイメージしやすく、意図がすんなりと腹落ちする印象があります。

所感

 今はちょうど単独で仕事することが多い分、「自分以外の誰かのために努力するときは粘りが生まれる」というところは刺さりました。結局行き着く先が自分のためだと、どこかで甘えが顔を出しやすい気がします...。
応援できる人が身近にいるってこと自体も当たり前じゃないんだなと痛感します。その他、所々の感想はTwitterにて。

カバー写真について

 本書では大事なこととして、なによりも第一に「感謝を伝える」が挙げられていました。また冒頭の風船をつけたひまわりの話も印象的だったので、ありがとうを中心にして、周囲がのびのびと育つ印象を受けたこちらの写真をお借りました :)

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