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【シティリーグS6ベスト4】害悪ボンバー!ハピナスミルタンク【ダークファンタズマ環境5/29新宿B】

【ご挨拶】

ご覧いただきましてありがとうございます。
ポケカオタクのめしと申します。

先日5/29(日)に開催されましたシティリーグ出張版in東京(ドラゴンスター様主催)のBグループで、この度ありがたいことにベスト4と言う成績を収めることができましたので、自身のプレイ振り返りも踏まえて記事を書かせていただくことにしました。

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有料にするか迷ったのですが、デッキ構築自体はほぼテンプレに近くデッキを使用し始めてから歴が浅く、高いレベルでのプレイング解説に自信が無かったため無料記事にしました・・・と言うのは嘘で、マリィのSR(シャイニースター)をついに買ってしまったため、有料記事に設定致しました。申し訳ございません。
基本無料で後半のより深い解説部分だけ有料の投げ銭スタイル方式にしますので、心優しい方いらっしゃいましたらスパチャ感覚で200円投げて頂けると嬉しいです。

ご挨拶はこのへんにして本編に参りたいと思います。
どうぞ最後までお付き合い頂けますと幸いです。

【環境考察、デッキ選択】

あくまで僕の主観にはなりますが、ダークファンタズマ環境におけるTier表(強いデッキリスト)は以下の通りになると思います。

Tier1
・ミュウVMAX
・オリジンパルキアVStar

Tier2
・アルセウスジュラルドン
・ヒスイゾロアークVStar(後述しますが個人的にはTier1.5くらいありそう)
・裏工作軸水アルセウスVStar
・アルセウスカプコケコ
・フーパファイヤーゼラオラ
・WTB(ウォーターツールボックス)

Tier3
・ダークライVStar
・オリジンディアルガVStar
・ヒスイヌメルゴンVStar
・アルセウス○○、バレット系統
・レジギガス
・DDD(ドガスダイナダイケンキ)
・アヤシシピッピ
・連撃ウーラオス
・ヒスイウインディ
・ハピナスミルタンク

って感じでしょうか。(各Tier内、順不同です)
漏れがあったらすみません・・・

デッキ選択の理由ですが、真面目な話だと最も多いであろうミュウとパルキアにある程度強く、ミルタンクを意識してないデッキに対して強く出れるんじゃないかと思いハピナスミルタンクを選択しました。
真面目じゃない理由だと、友達がハピナスミルタンクをシティリーグで使うかも―って話してたので、シティリーグで使うデッキ全然決まってないし俺も真似していい?と言うのが本音です。

【各対面デッキ相性】

上記のTier表を元に有利・微有利・五分・微不利・不利の5段階で評価していきます。
これもあくまで主観ですので参考程度にお願いします。

Tier1

・ミュウVMAX→微有利

本当は有利って言いたいけど、パワータブレット溜められてタフネス付きハピナスをワンパンから負ける展開もしばしばあったので微有利としました。
基本的には雪道で動きを止めて、イベルタルでエネを削りつつ、セイボリーで相手のリソースを徐々に枯らさせて、チェレンや凄い傷薬で耐久しつつちまちま殴るもしくはLO(デッキ切れ)を狙う展開でかなりの確率で勝てます。時間切れにだけは注意が必要です。

・オリジンパルキアVStar→有利

序盤はパワフル無色付きのハピナスで1エネでメッソンをワンパンして、その後もメッソンを狩りつつハピナスを凄い傷薬で耐久しつつ育てます。こちらはベンチを並べないデッキで、パルキアの打点も上がらずワンパンされることはないのでしばらくハピナスが生き残ります。やまびこホーンのケアだけは怠らず、焦らずメッソンを優先的に倒しましょう。スターミーVだけ注意が必要。過剰なエネ加速は命取りです。
メッソンがある程度倒せたら今度はミルタンクの出番です。
パルキア側はミルタンクの突破手段として裏工作インテレオンのアクアバレットに頼っている場合がほとんどなので、序盤にメッソンをしっかり倒せていればこちらのミルタンクが突破できず勝ち筋がほぼ無くなります。輝くゲッコウガにミルタンクが殴られる分には回復が追い付くので問題ありません。

Tier2

・アルセウスジュラルドン→不利

逆立ちしても勝てる気がしません。キョダイフンサイでミルタンクは狩られるし、220点で殴られ続ければハピナスは回復追い付かないわで最悪です。一応、雪道貼ればこちらの攻撃は通りますが、ジュラルドン側も回復ソースが豊富なので攻撃が通ったところで倒しきれず敗北します。
一応、対ジュラルドン用にクラッシュハンマーで闘エネを割ることで少しだけ抗えたりしますが、厳しいことには変わりないです。
後述しますが、自分はジュラルドンは完全に切ってクラッシュハンマー不採用としました。

・ヒスイゾロアークVStar→微有利

ごめん、正直分からん。
基本的にはミルタンク投げておけば大体勝てる気もしますが、最近はキャンセルコロンを多めに採用したり、水軸であればエンペルトVでミルタンクを突破したりとしっかり対策してる構築が増えてるように思います。
タフネス付きハピナス(HP300)が大口の沼+フル展開+ダブルターボ呪いを刻むでちょうどワンパンされる点には留意したいところです。入れ替えカートで大口の沼の分をこまめに回復するのが意外と大事かもしれません。
ヒスイゾロアークVStarのデッキはまだまだ研究が進んでおらず、色んな構築が存在するので実際に対面してその場その場で対処していくしかないのかもしれません。
基本的には有利なので、変な深読みをせずしっかりミルタンクを押し付けていくのが大事です。

・裏工作軸水アルセウスVStar→有利

立ち回りはパルキア対面と同じです。
ハピナスでメッソンを倒しつつ、終盤にミルタンクを押し付けていきます。
相手のデッキにもチェレンが入ってることがほとんどなので、耐久勝負になった際は時間切れに注意しましょう。

・アルセウスカプコケコ→有利

こちらもミルタンクを押し付けます。
ミルタンクの突破手段がほぼ無く割と楽に勝てます。
ハピナスで戦う際には、ハピナスの隠されし特性『しぜんかいふく』が役に立つかもしれません。カプコケコに麻痺らされたらエネ貼って状態異常回復です。この対面に関しては自ら雪道を貼るのは序盤のアルセウスのスターバースを止めに行く時程度にした方が良いです。

・フーパファイヤーゼラオラ→有利

こちらも裏工作軸がほとんどなので、ハピナスでメッソンを倒し続けましょう。ミルタンクはペーパーですが、ハピナスで耐久しながら殴れば基本的に勝てます。
注意する点としては、ヤミラミVとガラルサンダーVです。
ヤミラミVに関してはこまめな回復をしておけば問題ありませんが、ガラルサンダーVに関してはいかに雪道を通せるかが大事になります。
フーパファイヤー系統のスタジアムはトレーニングコート2枚の採用がほとんどなので、雪道後張りを意識しておけば最終的にこちらの雪道がほぼ確実に通ります。


・WTB(ウォーターツールボックス)→有利

こちらも裏工作軸がほとんど(n回目)
以下省略します。
スターミーVとケケンカニVには注意しましょう。

Tier3

・ダークライVStar→微不利

ダークライデッキは非ルールのガラルファイヤーが採用されている場合が多く『かがくへんかガス』のマタドガスも採用されているので、ミルタンクが容易に突破されてしまいます。
ハピナスに関してもダークライVStarのスターアビスからダークパッチを使われて唐突なワンパンされることがしばしばあります。
少々厳しい対面ではありますが、雪道がガン刺さりするので雪道でしっかり相手の動きを止めつつこちらのハピナスをいかに育てられるかが重要です。

・オリジンディアルガVStar→五分

基本的にはミルタンクを押し付けて行くプランになりますが、お相手の構築がどこまでミルタンクを対策しているかにもよるので五分としました。
非ルールのジュラルドンが入っていたり、ドータクンで殴ったりと意外と突破手段はありそうですね。
でも、タフネス付きミルタンクで凄い傷薬で耐久しつつ殴ってれば楽に勝てそうな気もする。

・ヒスイヌメルゴンVStar→微不利

ハピナスで戦う場合耐久勝負になりますが、ヌメルゴンの方が打点が高くムキムキハピナスを作れたとしてもアイアンローリングの効果で倒しきれないことがよくあるので、分の悪い勝負になります。
ミルタンクを上手く通せれば勝てそうと思いますが、アイアンローリングの効果によってこちらのけちらすはダメージがほとんど通らず、お相手もミルタンクの特性でダメージが通らずで最悪の泥沼展開になります。
LO勝負になるのでラッキーエネの付けすぎには注意です。
ミルタンクで戦えば五分ですが、ハピナスの部分が若干不利なので微不利としました。

・アルセウス○○、バレット系統→有利or不利

型が多すぎてわからん!
ヒスイジュナイパーVを採用してるデッキには鬼のように不利です。
採用してなければミルタンクが通るので有利です。
結局は相手がどこまでミルタンクを対策してるかによります。

・レジギガス→五分

レジロックがキツイ・・・
レジロックの下技(名前忘れた)が弱点込みで280点、タフネス付きハピナスがギリギリ耐えます。と思ったらバツグングラス付けられてあびゃー!
それ以外は基本的にワンパンされないのでハピナスで割と戦えます。
レジアイスの下技(名前忘れた)が次のターンVポケモンは技が使えないという効果なので、注意が必要です。入れ替えカートで効果を解除しつつ殴る必要があります。
立ち回りとして大事なのは、セイボリーで展開を阻害して相手に殴れないターンを作ることと、相手のトラッシュをこまめに確認しつつどのレジが一番少なくて再展開しにくそうかを見極めて、いずれかのレジをボスで狙って絶滅に追い込むのがカギになります。

・DDD(ドガスダイナダイケンキ)→有利

ガン有利です。
雪道、セイボリー、ミルタンクの呪文を唱えてるだけで相手は〇にます。
一応『かがくへんかガス』のガラルマタドガスに注意が必要です。優先的にボスで狙いましょう。

・アヤシシピッピ→?

ごめん、やったことないから分からん。
誰か教えてください。セイボリー打っとけばなんとかなるのかな?

・連撃ウーラオス→不利

弱点マッチだししゃーない不利です。
デッキの型にもよりますが、ミルタンクの突破手段は多めにある印象です。
ノコッチいても真っ先に倒されるから無理ぽ・・・

・ヒスイウインディ→不利

弱点でハピナスはワンパンされるし、非ルールだからミルタンクも突破されるし無理!
そもそもエネルギー入ってないからイベルタルでエネルギー割ってLO狙うとかも出来ない。
ノコッチ入ってても勝てません。セイボリーは刺さるけど、刺さったところで無理です。ごめんなさい。

・ハピナスミルタンク→五分

ミラーマッチですね。先殴りでエネ加速出来た方がそのまま勝つ印象です。後攻かつ、上手いことトラッシュにエネルギーをためて殴った方が有利は有利ですが・・・
結局は耐久勝負になるので、ラッキーエネルギーの付けすぎに注意して常にLOを頭に入れながら戦うのが大事です。

【デッキリスト】

当日使ったデッキリストはこちらです。

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申し訳ございませんが、これより先は有料になります。
有料部分では「戦績・各対戦振り返り」「各カード採用理由」「採用候補カード」「今大会を経て組みなおすならこのデッキリスト」と言った内容になります。
ご興味ございましたら、是非ともご購読よろしくお願いします。

【戦績・各対戦振り返り】

シティリーグS6
新宿Bグループ(42人)

・予選スイスドロー5回戦

①DDD 先3-2 ❌(時間切れ両者敗北)
②スイッチャー型パルキア 先6-0⭕️
③アルセウスダダリン 先6-0⭕️
④アルセウスダダリン 後6-0⭕️
⑤ヒスイゾロアーク 先1-3⭕️(お相手投了)

予選8位通過

・決勝トーナメント(8人)

①水軸ヒスイゾロアーク 後6-1⭕️
②アルセウスカラマネロ 後0-5❌(種切れ)

ベスト4(✌'ω' ✌)

では、各対戦サクッと振り返っていきましょう。

《予選1回戦》
vsDDD 先3-2 ❌(時間切れ両者敗北)

ハピナススタートでハピナスは1体捨てて、ハピナスで小突きながら雪道とセイボリーをドロサポやトレッキングシューズ、ゲッコウガで探しに行ってしっかり盤面を整える事を目指しました。
途中でイベルタルを挟んでハイド悪エネを割りつつ、ミルタンクを育てて、ミルタンクの突破が困難になったところで、ミルタンクで殴り続けました。
しかし、お相手にかなり時間を使われてしまい、投了貰えず時間切れで両者敗北になってしまいました。
展開とプレイ自体は全然間違ってなかったとは思うのですが、どっかで投了貰えるだろ〜と油断していたのも事実です。1回戦目という事もあり、自分も少しゆっくりプレイしすぎた感は否めません。
お相手の方はどうやら両者敗北によるデメリットを理解されていなかったようで、自分が勝手に投了貰えるモンだと思っていたのが1番の敗因でした。

《予選2回戦》
vsスイッチャー型パルキア 先6-0⭕️

先行ハピナススタートからキャプチャーエネでゲッコウガを呼び出し、ゲッコウガのかくしふだとトレッキングシューズで軽くトラッシュにエネを貯めて番を返しました。最高の立ち上がりです。
お相手、マナフィスタート後攻1ターン目でパルキア1体とメッソン1体しか並べられず番が帰ってきました。
先行2ターン目でかくしふだとトレッキングシューズからボスの司令を探しに行き、裏のメッソンをボスで呼び出しつつハピナスでメッソンを狩る理想的な展開になりました。2ターン目の手張り用のエネルギーを残すプレイングとボス4枚採用が光りました。
メッソンを狩った後はお相手動けず、ハピナスでひたすら前を殴って勝利。理想的な展開でした。

《予選3回戦》
vsアルセウスダダリン 先6-0⭕️

先程と同様、ハピナススタートでキャプチャーエネ、ゲッコウガ呼び出し、かくしふだでトラッシュにエネを肥やす良い展開に。
お相手後攻1ターン目メッソンスタートから、メッソンに草エネ貼ってどんどん呼ぶで番終わり。
草エネってなんだろう…?なんのデッキだ…?リーフィアだったらヤバいかも…と思いつつ、裏工作軸なのは確かなのでハピナスでメッソンをひたすら倒していくプランで進めることにしました。
メッソンを倒してるうちにハピナスがムキムキになってきたところで、お相手はアルセウスVのトリニティチャージダダリンにエネ加速。アルセウスとダダリンが並んだ時点でようやくデッキを理解。
返しの自分の番で、ちょうどハピナスが220点出るようになってたので一旦、アルセウスを無視してボスの司令で裏のダダリンを倒して更にハピナスがムキムキに。
次のお相手の番でアルセウスVStarに進化するも、ハピナスはすでにムキムキ状態、アルセウスVStarをワンパンしてサイド6枚取りきって勝利。
お相手があまり動けてなかったのもありますが、ハピナスでメッソンを狩っていく対裏工作軸の良い展開が出来ました。

《予選4回戦》
vsアルセウスダダリン 後6-0⭕️

お相手アルセウスVスタート、こちらはまさかのゲッコウガスタートでした。
後攻ハピナス展開からどっかでミルタンク投げようと考えてたのですが、盛大に事故り散らかしてドロサポ引けない、クイックボールもキャプチャーエネも引けないわで完全に終わったと思ってたのですが、お相手も事故り散らかしていて3ターンくらい坊主めくりが続きました。
一応、苦し紛れにゲッコウガにタフネスマントを装備して少しだけでもゲッコウガ倒されて種切れで負けるみたいな展開をケア(になってない)
ゲッコウガでデッキを回せる分、こちらの方が少しだけ有利なのかな?
ようやくハピナスを引くことが出来て、雪道で蓋をしつつハピナスムキムキ作戦開始です。
事故ってる間にゲッコウガでトラッシュにエネルギーはいっぱい貯めれてたので、ハピナスをムキムキにするのもそう時間はかかりませんでした。
お相手がアルセウスで殴る頃にはハピナスが某YouTuberのサムネ並にムッキムキでエネまみれになっていたので、ハピナスで殴りきって無事勝利です。
本当はミルタンクを投げる展開の方が安全に勝てるとは思います。
てかアルセウスダダリンと2回も当たるとは思わんかった…流行ってるのかな?

《予選5回戦》
vsヒスイゾロアーク 先1-3⭕️(お相手投了)

初めてのヒスイゾロアーク対面でした。練習でも1回もやってなかったのでちょっと焦りましたが、これまたミルタンク投げとけば何とかなるかな〜って気持ちです。
ハピナススタートからゲッコウガ呼んでトラッシュにエネをためるいつもの動き。ハピナス育てつつ、どこかでミルタンクを投げるプランの予定でしたが、お相手2ターン目にフル展開から呪いを刻むでタフネス付きハピナスが280点受ける大ピンチな状況になってしまいました…
ヒスイゾロアーク強すぎワロタ、チェレンも引けずハピナスは諦めることにしました。
2-2-2で取られるのはアホらしいのでここからは2体目のハピナスを絶対に出さず、やまびこホーンもケアすべくハピナスはトラッシュに送らないよう心掛けながら進めます。
ここからはミルタンクで殴っていくプランになりますが、ミルタンクが1枚サイド落ち…ミルタンクの採用枚数を減らした事を後悔しました。
仕方ないので第3のプラン、イベルタルでエネを割ってLOを目指すプランに切り替えます。
お相手のトラッシュのエネルギーの数と入れ替え札、お相手の残りデッキ枚数をこまめに確認しながらなるべくプレイ速度を早く制限時間内に対戦を終えれるよう目指します。
タフネスマントと入れ替えカートは貴重な1体のミルタンクに投資します。ラッキーエネは極力張らずにこちらのLOを防ぐことも意識します。
ボスの指令でまだ殴る準備が出来ていないヒスイゾロアークVを呼び出し、イベルタルでヒスイゾロアークVStarの方についてるダブルターボエネを割り、お相手に入れ替えor進化+エネルギーの要求を押し付けます。
このようなLOを狙う展開だとクラハン採用型の方が少しやりやすいかもしれません。
小技ではありますが、相手のターン開始時くらいにジャッジの方に残り時間を尋ねて、お相手に少しプレッシャーをかけます。
残り時間2分ほどの時点でお相手の山札が残り6枚で、お相手が焦って博士の研究を使ってしまいLOの前に投了頂いて勝利しました。

これで予選4勝1敗
初戦で両者敗北していたため、オポネント的に決勝トーナメント行けるか不安でしたがギリギリ8位で予選通過出来ました。

《決勝トーナメント1回戦》
vs水軸ヒスイゾロアーク 後6-1⭕️


先ほどの反省を生かして、今回は早めにミルタンクで突っ張るプランを優先することにしました。まあ、スタートポケモンは相変わらずハピナスなのですが。
とりあえずハピナスは捨て気味に、ハピナスで1~2枚サイド取れたらラッキーくらいの気持ちで雑にハピナスを育てながら盤面と手札を整えていきます。
後攻1ターン目からハピナスで殴ったのですが、これがどうやら良くなかったみたいでダメージポンプで上手いこと餌にされてしまいました。まあでも殴るかなあ・・・
次のお相手のターン幸いにもハピナスが生き残ってくれたのでチェレンで即回収し、以降は絶対ハピナス出さない&やまびこホーンケアでトラッシュにも送らないよう意識しました。
後はミルタンクにタフネスマントを付けて、凄い傷薬と入れ替えカートで耐久しながら殴り、余裕が出来たところでイベルタルを投げるお決まりのプレイングです。
少し厄介だったのが、お相手のデッキは水エネが多めに採用されていて、ミルタンクの特性を消すエンペルトVまで採用されていました。
エンペルトVに対しては雪道でごまかしながらミルタンクのHPをらせんぎり130(ダブルターボエネ付きで110)で落とされないラインに確保しながら2体のミルタンクをぐるぐるして常にケアを怠らないよう意識しました。
お相手がミルタンクの突破をはかるため、かがやくゲッコウガに手張りをしたので、3エネついてしまう前に倒すべくボスの指令で呼び出して2パンで倒せるように早めに殴りました。これは我ながらに上手かった。
ミルタンクでぐるぐる耐久しているうちに1体のミルタンクにパワフル無色エネが4枚もついて少し面白かったです。
無事にミルタンクで殴り切って勝利です。

《決勝トーナメント2回戦(準決勝)》
vsアルセウスカラマネロ 後0-5(種切れ)❌


こればかりはどうしようもなかった…
アルセウス相手ならミルタンク投げとけばいけるだろうと思いきや、しっかり対策カードが入っていてノコッチ出すも全く抗えず笑うしかなかったです。
そう、ヒスイジュナイパーVですね。こいつばかりはどうしようもありません。しゃーなしです。予選で当たらなくてラッキーだったと考えます。
勝ち筋がLOプランくらいしか無かったので、入れ替え札がもう無いことに期待してベンチのアルセウスVを呼び出して縛ろうにもダブルターボエネ引かれて手張りから逃げるでダメでした。

前回出場したAS2(スタートデッキ100/CDEF環境)の時と同じくベスト4でした。
次こそは準優勝以上したいぞ~!
ちなみに、AS2ベスト4の時に書いた記事はこちらです(露骨な宣伝)

【シティASⅡベスト4】てばり!ふとう!おわり!ジュラルドンザシザマ【1/3ババロコ】


【各カード採用理由】


《ポケモン》9枚

・ハピナスV 4枚
メインアタッカーです。タフネスマント付けたらHPは驚異の300です!これが種ポケモンって本当にいいのか?
スタートして1番強いので鉄板の4枚採用です。
パワフル無色付けてハッピーボンバーって叫べば後攻1ターン目からなぜかサイドを取ることができます。
ハッピーボンバーの計算がいまだに分からん。使う人はすぐに計算できるように練習しておきましょう。僕みたいにジャッジの方に何点か聞いたらダメです。
パワフル無色→60点 ダブルターボ→40点 その他→30点 +素点10点
って覚えるといいらしいです。
あとは特性も忘れないようにしたいですね。ガラルマタドガスのバッドポイズンの毒を回復出来るの地味に強いです。

・ミルタンク 2枚
ハピナスととても相性が良いですね~
エネルギー共有できるし、ハッピーボンバーの打点とミルタンクの蹴散らすで上手いこと打点調整して倒せたりするし最高の相方ですね。相手からしたら最悪でしょうが…
スタートしても弱くないのもつよつよポイントです。
ノコッチやかがやくゲッコウガの枠を開けるために泣く泣く3→2に減らしましたが、絶対3枚採用するべきだと感じました。
ハピナス3ミルタンク4でよりコントロールに寄せた型とかも面白そう。

・イベルタル 1枚
本当は2枚採用したかったカードです。
主にミュウ対面で使います。枠の都合上削ったのと、スタートした時に弱いというのもあって1枚に減らしました。
基本悪エネルギーもしくはオーロラエネルギーを採用して、下技でミュウVをワンパン出来るようにするみたいなのもアリかもしれません。
どこまでミュウを重く見るかで採用枚数は変わってきそうです。

・ノコッチ 1枚
最近流行りつつあるヒスイウインディへの回答として無理矢理入れましたが、トラッシュからサルベージ手段なく、1度しか使えないためこいつがいたところで弱点マッチは厳しいですね。
実際、今大会でもほぼノイズでした。次ハピナスミルタンクでジムバトル出る時は抜きます。

・かがやくゲッコウガ
MVPと言っても過言ではないかもしれません。
主な役割はテキスト通り、エネルギーをトラッシュしながらデッキを回すことですが、このデッキの場合それだけにはとどまらず、トラッシュしたエネがそのまま加速し打点にもなります。ラッキーエネルギーをトラッシュしてハピナスに加速させればリソースも増えるし一石二鳥どころか一石四鳥くらいになります。
自分で雪道貼って特性が止まってしまいますが、序盤に働いてくれればそれだけで役割としては十分で、中盤以降も相手がスタジアムを張り替えた時にまた起動できるので雪道とのアンチシナジーはさほど気になりません。

《グッズ》17枚

・クイックボール 2枚
そもそもポケモンが少ないデッキなので採用枚数は少なくても大丈夫です。トラッシュにエネをためやすくするために採用枚数を増やすと、後半に邪魔になってしまうので2枚がちょうどいいです。
数少ないデッキの中身を見れるカードなので使った時はしっかりサイド落ちの確認をしましょう。

・入れ替えカート 3枚
2枚採用派と3枚採用派に分かれるみたいです。
自分のデッキの場合、ノコッチやゲッコウガなど前にいてほしくないポケモンが多いため、3枚採用にしました。
凄い傷薬と合わせて合計150点回復出来るのはとてもつよつよですね。
クイックシューターや大口の沼などの細かいダメージを回復して打点をずらす役割が出来るのもつよつよです。

・トレッキングシューズ 4枚
エネを落とせたときは最高です。ゲッコウガと合わせてデッキをいっぱい掘れるのでドロサポが引けなかった時もなんとかなったりしてくれます。
上振れとデッキの安定の両面で活躍してくれる最強カードです。

・すごいきずぐすり 4枚
耐久系のデッキと言えばこのカードですよね。
ハピナスとミルタンク両方に使いたいので4枚採用です。
ダブルターボがついたミルタンクに使って打点を上げたり、終盤LOケアでラッキーエネをトラッシュしたりと意外と器用な使い方も出来たりします。

・タフネスマント 4枚
HP50UPはめちゃくちゃつよいですね~
ハピナスのHPが300になるのももちろん、ミルタンクにつければHP160になりアクアバレット圏外になります。
2体目のハピナスを出す際はなるべくセットでプレイしたいですね~
テキトーに2枚貼ってツールスクラッパーで2枚割られるみたいなのには注意したいので、2枚目を貼る際にはよく考えてから貼るようにしましょう。

《サポート》14枚

・博士の研究 3枚 - マリィ 1枚
博士とマリィの採用枚数はセットで見て行きましょう。
自分の場合は、ゲッコウガも採用していてハピナスをなるべく早く育てれるよう意識して構築しました。
なのでなるべく早くトラッシュにエネルギーを落としたいので博士を多めに採用しました。
それならマリィ0枚で博士4枚にすればいいんじゃない?と思いますが、マリィは自身のLOを防ぐと言う重大な役割があるで絶対に1枚は採用したいです。
クラハン採用型やゲッコウガ不採用型でコントロールに寄せてるタイプの構築であれば、雪道+マリィを決めやすくするためにマリィの枚数を増やした方が強いと思います。
余談ですが、マリィのSRは1枚しか持ってないので1枚採用にしたという理由がほんの少しだけあります。

・ボスの指令 4枚
一般的な構築だと3枚採用が多いですね~
4枚採用にしたのには主に3つ理由があります。
①博士で雑に切っちゃうことが多いため
②LOプランの際に相手のポケモンを縛る動きが重要になるため
③メッソン絶対〇すマン
特に③に関しては、パルキア対面でしっかりとカエル君達を倒して行かないとテンポで負けてしまうので非常に重要なポイントです。
後攻1ターン目でパワフル無色とボスの指令を引いたらサイド1枚取れるってのも本当に強いです。
一緒にハピナスミルタンクを考えてた友達は「ボスは絶対4枚」って言ってました。ワイトもそう思います。

・ヒガナの決意 2枚
相手依存ではありますが、エネルギーをトラッシュしながらドローできると言うのは魅力的に思えますが、使用感としてはかなり微妙でした。
ゲッコウガと役割が被っているのと、序盤に使うと3枚くらいしか引けなかったり、終盤に使うと引きすぎてしまいLOの危険性があるのが弱く感じました。
縦引き出来るのは偉いけど汎用性に少し欠けますね…

・セイボリー 2枚
ベンチを展開するデッキが多い今の環境、非常に強いですね~
パルキア対面では狩り切れなかったメッソンをトラッシュさせたり、渋々ゲッコウガトラッシュさせたりとかなり強いです。
ミュウ対面でもゲノセクトを削れたりします。その他の対面でもクロバットVの採用が減っている今、結構刺さってくれます。
序盤に打っても最低限3枚は引けるので腐らない良いカードです。

・チェレンの気配り 2枚
無色デッキで耐久と言えばこのカードですね!
タフネスマント付ければハピナスもミルタンクも大体1回は耐えてくれるので活躍の機会は多いです。
ハピナスもしくはミルタンクどちらかを出したくない対面で、チェレン回収から2度と出さないプレイングで余計な負け筋を減らせます。
対戦中に1回使えれば十分なのですが、博士で巻き込んで切ってしまう事が多いので2枚採用にしました。

《スタジアム》4枚

・頂への雪道 3枚
雑に貼って強いカードですね。
最初は4枚採用だったのですが、自分のゲッコウガを動かしたい時に邪魔になるからと言う理由で1枚をキルクス温泉に差し替えましたが、ヒスイゾロアーク対面で序盤で早めにほしく、大口の沼を雪道に貼り換えたい場面が多く、結果としては4枚採用が正解でした。

・キルクス温泉 1枚
上記の通り、ゲッコウガを動かすようにと思って入れた1枚です。
単純にハピナスと相性が良く、Twitterで雪道3キルクス温泉1の構築を見てと言うのもあり採用しました。
しかし、後攻1ターン目にパワフル無色ハピナスでメッソンをワンパンしようとした時にめちゃくちゃ邪魔になりました。
今大会では1度も使いませんでした。抜きます。

《エネルギー》16枚

・パワフル無色エネルギー 4枚
後攻1ターン目にハピナスに貼って殴ると目の前のメッソンがなぜか〇にます。この動きが強くて環境に刺さってると見てのハピナスミルタンクを握ったほどです。
構築上、こだわりベルトが入らないため唯一能動的に打点を上げる手段です。
トラッシュするのか、手札にキープしておくのかの選択が非常に重要でプレイングの練度が出ます。

・ダブルターボエネルギー 4枚
ハピナスに貼ると40点になります。パワフル無色よりちょっと弱くて他のエネルギーよりちょっと強い。
すごいきずぐすりのコストとして優秀で、パワフル無色とはまた違った防御面での強さも持っています。
後はミルタンクとイベルタル即起動用です。
序盤のハッピーボンバーの加速優先度としては基本的にパワフル無色>ダブルターボ>ラッキーエネの順番です。

・ラッキーエネルギー 4枚
場に残りやすいハピナスとミルタンクと非常に相性が良いカードです。
ただ、ドロー効果は強制効果なので終盤に付けすぎてLOの危険性がある点には要注意です。不要になったらすごいきずぐすりでトラッシュするか、逃げエネとして処分しましょう。

・キャプチャーエネルギー 3枚 - ツインエネルギー1枚
セットで見て行きましょう。
このデッキの場合、ゲッコウガを早期に着地させたいためキャプチャーエネルギーを多めに採用しました。クイックボールと同じく、デッキの中身を見れる貴重なカードです。
ツインエネルギーはその都合で1枚採用になりました。
ツインエネルギーの強い点としては、ミルタンクの打点を下げずに即起動できるのと、採用枚数が多ければイベルタルも即起動しやすくなるところです。
序盤の安定を取るならキャプチャー多め、中盤以降のミルタンクプランを通しやすくするならツイン多めの採用になります。
ゲッコウガを入れる型なら前者になりますね。



【採用候補カード】

《ポケモン》

・特になし
今のカードプールでは特にありません。
ミルタンクとイベルタルの採用枚数の調整やゲッコウガを採用するかどうかですね。

《グッズ》

・ツールスクラッパー
自分だけデッキ61枚でも良いなら入れたかったカードです。枠の都合上断念しました…
じわじわと採用率が上がってるツールジャマー、ヒスイゾロアークのこだわりベルト、LOプランでふうせんを割りながらボスで縛る動き等々
採用すれば活躍の機会はそれなりに多そうです。

・クラッシュハンマー
クラハン型とクラハン不採用型に分かれますね。
クラハンを入れるとジュラルドン対面で少しだけ戦えるようになったり、イベルタルで無理に殴る必要がなくなったり、LO狙いやすくなったり、インテレオンのアクアバレットを遅らせたりと役割はかなりありますね。
自分は安定性重視でなるべく自分の動きを通す方向性でデッキを組んだので、今回は採用を見送りました。

・ポケモンキャッチャ―
割と真面目に採用を検討していました。
5枚目のボスの指令や、後攻1ターン目に博士打ってパワフル無色を探しながら裏のメッソンを呼びだしたりと強いなとは思いましたが、序盤に使った時にコイン裏の時の裏目が(ややこしい)あまりにも大きいと感じたので不採用にしました。
てか普通に枠なかったわごめん。

・エール団の応援タオル
入れ替えカートが出る前はよく採用されてましたね。
50回復は確かに強い!でも今は、応援入れるなら入れ替えカート増やすかなあ。

《サポート》

・オニオン/ヤロー
役割が被るので同時に紹介です。
レシピ内だとヒガナの決意と役割が一緒ですね。
オニオン、ヤロー、ヒガナの決意はそれぞれ汎用性と引ける枚数を比べてみて採用を検討しましょう。
最も汎用性が高いのはヤローですね。終盤に引きすぎない点、2枚か4枚か選べる点が優秀です。

・カゲツ
イベルタルをちらつかせて、手札に抱えてる特殊エネをトラッシュ出来たら強い。
ヒスイゾロアーク対面で欲しいなあと思ったけど、たられば感が否めず汎用性に欠けるので微妙かも。

《スタジアム》

・特になし
雪道4枚採用がやっぱり強いなーと思います。
キルクス温泉4枚採用の受け特化の構築もあるみたいです。

《エネルギー》

・オーロラエネルギー
イベルタルの下技使う用かつ手札のエネルギーをトラッシュする役割。
レシピ内の16枚のスタメンのどれかと入れ変えるほどではないと思う。

・基本悪エネルギー
イベルタルの下技使う用。
基本エネルギーなのがとても偉くて、相手が貼ったトレーニングコートから回収してゲッコウガのコストにするインチキな動きが出来る。
後はこくばバトレックスVのシャドーミスト打たれた後に、ハピナスに貼ることができる。
オーロラエネルギーより基本悪エネルギーの方が採用の優先度は高いです。


【今大会を経て組みなおすならこのデッキリスト】

画像2


・ノコッチ→ミルタンク
・ヒガナの決意→ヤロー
・キルクス温泉→頂への雪道

少しシンプルにしました。
ヒガナの決意は思いのほか汎用性が低かったので1枚ヤローに差し替えました。
ミルタンクはやっぱり3枚欲しいですね~
変に元々無理な対面見るより自分の動きを通した方が強いのでノコッチはサヨナラしました。


【終わりに】


ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。
質問や追記してほしいところありましたら、Twitterにて受け付けておりますのでよろしくお願い致します。

Twitter @meshi_yk_ch

練習してくれた人:むすめ(9位)、つきさす打点向上委員会(おきなわ)

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