【投資】投資家に必要な5つの能力 -集める力-

株式投資に投資する上で、銘柄選択の基準はとても重要です。

しかし、これと同じくらい重要なものがあります。

それは「投資家自身の能力」です。

投資で成功するために投資家自身に必要な能力は

以下の5つです。

 ① 集める力 -多角的に情報を集め、正しく整理する力

 ② 考える力 -投資戦略と展望を考える力

 ③ 買う力   -銘柄選択力、買うタイミングの見極め

 ④ 売る力   -売るタイミングの見極め

 ⑤ 耐える力 -自分の投資戦略を曲げない力

それでは今回は「集める力」を見ていきましょう。


■集める力

 メディアやアナリストの経済見通し等の正当性を見極め、

 優良な情報を取捨選択する力です。

 景気動向や相場予想、推進銘柄等ネットで検索すれば

 情報を大量に入手できます。

 ですが、そのような情報は本当に信用性があるのでしょうか?

 景気動向や相場予測を正確に捉えることが

 できるのであれば、世の中景気が悪くなることも

 10年に1度は起こる相場の大暴落も存在しないでしょう。

 また情報発信源が経済学者や有名教授であるからといって

 簡単に信用してはいけません。

 彼らのような専門家の意見が正しいのであれば、

 経済学者や教授は全員億万長者であるはずです。

 現実はそうではないですよね。

 つまり、専門家でも予想は外すのです。

 このような情報に左右されるため、

 相場は乱高下してしまうのです。

 インターネットの発展で情報を容易に

 取得することが可能になったことが

 これに拍車をかけています。

 被害に巻き添えされないためにも、

 正しい情報、有益な情報を

 自分自身で選定できる力が必要なのです。


■バフェット師は情報を集めない!?

 世界一の投資家ウォーレン・バフェット師の

 異名をご存知ですか?

 彼は「オハマの賢人」と呼ばれています。

 「オハマ」とはバフェット師が住んでいる地名です。

 オハマはアメリカの真ん中に位置します。

 世界の金融の中心地であるウォール街ではないのです。

 ウォール街のあるニューヨークはアメリカの左端なので

 かなり遠くに住まれていることがわかります。

 投資で成功するには、ウォール街に飛び交う情報を

 素早く取り入れ、先を読む必要があるように思えます。

 しかし、バフェット師はあくまで企業と向き合い、

 投資対象を決めます。

 世俗の情報がどうであろうと優良であるが

 圧倒的に割安な企業に投資すればよい、

 という基礎基本を忠実に実行しているのです。

 最もバフェット師の並外れた分析力と想像力が

 あっての芸当です。

 容易にマネすることなど到底できませんが、

 私たちも自分にとって有益な情報の選定力は必須です。


■SNSをフル活用しよう

 私は情報収集にTwitterを利用しています。

 日経新聞やダイアモンドオンラインなどを

 フォローしています。

 フォローしていると最新記事をタイムライン上に

 掲載してくれるので、隙間時間に最新ニュースを

 チェックできます。

 また、ツイート検索機能を利用して

 その時々における投資家心理を

 垣間見ることができます。

 投資家心理を日々チェックし、

 相場展開の先回りを狙いましょう。