①湿った馬場では外枠しか買わない

再現性が高いとはまさにこのこと。
これは非常にシンプルで、大井は砂厚の影響で雨が降ると外枠しか来ない。

例えば直近で雨の降った6/7(金)の結果がこちら。

※3Rは7頭立てなので除外

馬番1〜7(5-1-2)
馬番8〜 (6-10-8)

成績の差は歴然です。
勝ち馬こそ5頭出ていますが、2・3着の差は凄まじいものがあります。

勝ち馬についても、
1-4-1-2-1と実力の抜けていた馬だったというわけです。(この辺りは後述しますが騎手の差などもあり)

つまり、簡単な話外枠だけ買っていれば良いということになります。

湿った馬場の定義としては、以下です。

◎水の浮いている馬場
◯かなり水分を含み砂が黒みを帯びた馬場

②雨が降っていることが重要

湿った馬場で外有利になるのに加え、雨が降っているとより顕著に外枠有利になります。

この辺りは、原因究明は難しいですが、私個人の見解だと内枠はボコボコになりやすいので、そこに水が溜まり、さらに走りにくさを悪化させる&キックバックが酷くなることにあると考えています。

そのため、
雨が降っている最中の方がより狙いやすくなります。

③外枠の中でも狙う馬の選定

ただ闇雲に8番以降を買えと言われても、なかなか難しいと思います。なので、その中でもとくに狙える馬を見つけるファクターがこちらです。

☆道悪適性を見る

超単純ですよね。ただ、これが人気薄なのなるんです(笑)

この辺りはデータの揃っていない地方競馬だからこそという感じがします。

実際の私の予想も合わせて確認してみましょう。

こちらがnoteで無料で公開した6/7(金)の予想になります。本命にした馬で好走したのは下記4頭。これらの馬をなぜ本命にしたかを紹介します。

5R
◎13ブラボーマンデル(2人気2着)
6R
◎ズンバパーティー(8人気3着)
7R
◎ビバラエポボン(3人気3着)
9R
◎ヴィンセント(7人気3着)

過去のデータが見られなかったので、今日のデータを持ってきています。わかりにくく、すみません。

netkeibaの地方競馬>馬券分析>馬場でこのデータは確認できます。ここにおいて重馬場or不良馬場で成績が良い馬を軸にすれば良いのだけです。

これは地方競馬(とくに多い)は実力差なんてほぼないので、適性だけで結果が決まりやすいという概念が根拠になっています。

先ほどの例でいえば、ズンバパーティなんかは分かりやすく馬場悪化時に好走していますよね。

◆ズンバパーティ
https://db.sp.netkeiba.com/horse/result/2013100921/

最後はあっさりまとめてしまいましたが、
このようにシンプルに物理現象を理解し、狙いを立てるだけで穴馬が取れてしまうのが雨の大井で、これからの梅雨にうってつけです。

ちなみにその前の5/21の大井開催では、昼前に雨が止んでしまい後半戦はさっぱりでしたが、雨の降る午前は最高の結果でした。

2Rフォルスペランツァ(5人気1着)
3Rエネルリリー(9人気1着)
4Rジェットバローズ(8人気1着)
5Rヤマイチサンライズ(8人気1着)

この結果もいずれも上記の方法で算出した馬たちです。
ぜひ、お試しください！

注意点
騎手もインにいれるとダメだとわかり、内枠からでも外にだしてくることが多々あります。そのため、開催後半は内枠でもそういう騎手に注意が必要です。