「私がオススメの商品選んであげるね。」友達にスマホを貸したら35万円分の商品を勝手に決済ボタンポチぃぃ!!
どうも飯うまな真素夫です。
今回の情報提供者は匿名の女性の方です。
なかなか酷い内容なのでぜひ最後まで読んでみてください。誰にでもあり得る話です!
それではどうぞ。
ことの経緯
初めてA子と知り合ったのは今から9年前、私がまだ専門学生の時でした。
私は当時、地元をでて東京への就職を希望していました。
希望する会社での研修中、社員並みに働く研修生がいました。
それがA子でした。
A子は私と共に行動することが多く、A子に仕事を教えて貰うことも多々ありました。
研修後には、LINEを交換しました。
私は希望の会社に落ち、A子は採用されました。
その後私は、関東県内での就職がきまり、4月から地元を出ることになりました。
この時、採用の合否を伝え合ってから少し気まずくなり、A子とのメッセージのやり取りは数が減っていきました。
それから2年の年月が流れ、A子とのやり取りも自然消滅し、職場にも慣れました。
私は職場以外の人との関わりがなく、決まった人とだけ休日に会っていました。
ある日、一緒に上京した友達Fから東京で友達ができたと話を聞きました。
とても羨ましく思い、また、少し裏切られたような気分になりました。
私にはF以外に遊びに行く相手がいなかったからです。
そのことに悶々としていたところ、A子から2年ぶりに連絡がきました。
「元気?仕事には慣れた?私、仕事辞めたから今、結構自由なんだ。久しぶりに会わない?。」というものでした。
私は、“え、仕事辞めたんだ〟と思いながら、“なんてタイミングがいいんだ!〟と思い、すぐに承諾しました。
次の休日、渋谷のカフェに集合しました。
A子は仕事を辞めてから昼間はレストラン、夜はバーで働き、夢の為にお金を貯めていることを私に話してくれました。
私も将来のためにお金を貯めていたので、それにとても共感しました。
私達は2年分のお喋りをし、気づけば夕方になっていました。
とても楽しかったのを覚えています。
A子から「楽しかったね!これからちょこちょこ会おうよ。」と言われ、その場で次の会う予定を決めました。
そうして、A子と会うことが増えいき、次第にFと会う回数が減っていきました。
A子と遊びに行くのは楽しいものでした。
A子は色んな友達を連れてきて、私に紹介してくれました。
どの人も男女問わず好感が持てる人ばかりでした。
A子の友人みんなと打ち解けてきた頃、A子が言いました。
「毎年みんなで夢の国行って、隠れネズミ見つけたり、カッコイイ写真コンテストとかするんだけど。来ない?」と。
私は夢の国に一度も行ったことがなく、“いつか東京で出来た友達と行きたい〟と思っていたので、すぐに頷きました。
それから、夏の暑いある日、私は初、夢の国デビューをしました。
当日驚いたことに、A子の言っていた「みんな」は、私の知らない人も含まれていました。
総勢50人ほどが集まり、10グループに分かれて夢の国でのコンテストが始まりました。
私は写真担当で、アトラクションにものらず撮りつづけて終わりました。
それを後日、Fに話したところ「それって友達なの?楽しめた?」と不機嫌そうに聞いてきたので、私は慌てて弁解しました。
自分に言い聞かせるように「楽しかったし、皆んな良い子だから!」と。
そして、夢の国を境に、大人数で集まることが増えてきました。
どうやら、私も仲間入り出来たようです。
夢の国から2週間後、A子の家でパーティーがありました。
おおよそ10人くらいで食べ物を持ち寄り、飲み食いしていました。
するとA子がビールを片手に隣にすわり「今日は特に仲の良い人しか誘ってないんだ。ところでオススメのグッズがあって、今日作った料理もそこの使ってて、ちょっと試してみない?」と。
私は軽い気持ちで頷きました。
それを見たA子が意気揚々と私のスマホを使いHPを開き、説明していきます。
そして一通り話終わると「私がオススメの商品選んであげるね。」とスマホをそのまま手に取りカートに商品を入れていきました。
私が慌てて声をかけると、それを遮るようにして「大丈夫だよ!気に入らなかったら半年以内だと全部返品できるから!これも入れちゃうね。」と、A子が決算ボタンを押し、スマホを私に返しました。
「気に入ってくれると嬉しいな。」と言いながら笑顔を向けてきます。
私が購入額を確認すると35万円でした。
最初は桁が間違えているのかと思い何度か数え直しました。
それをA子に言うと「私を信じて」と言われました。
私はA子を疑いたくないのもあり、半年以内だったら返品できるという言葉を信じて了承しました。
それから関係がどんどんおかしくなっていきます。
一か月後、A子が私の元へお金を借りに来ました。
理由を聞くと泣きながら話し始めます。
A子は自らもかなりのグッズを買う人でした。
最初の頃、夢のために貯めていたお金も、今では全てグッズ購入に注いでいました。
週に3、4回必ず仲間とミーティングと言う名の話し合いをしていました。
その話し合いが不定期に行われるものであったため、仕事より話し合いを優先し、何度も遅刻したり欠席しました。
そうして、ついには仕事をクビになりました。
しかし、グッズを買うことを止めませんでした。
気づけばクレジットカードが使えなくなっていました。
銀行の残高も0円で1円もありません。
消費者金融にもお金を何度も借りて返してないので、これ以上借りられないし、ブラックリストに載っていてどこにも貸してもらえない状態になっていました。
私はまだこの時、A子を友達だと思っていて、何度も頼まれて可哀想に思ってしまい、名義をA子に貸してしまいました。
「次の仕事が見つかったら必ず返すから。」と。
A子のその言葉を信じていました。
そして一月半後、A子との連絡が途絶えてしまい、私は不安になっていました。
すると、電話ががかってきます。
相手は消費者金融で返済期間を過ぎているという内容でした。
私は一気に血の気が引きました。
A子にすぐに何十回も電話をかけます。
やっとでてくれたのは次の日でした。
確認も虚しく、A子は変わらず無職でした。
A子からカードを奪い、借入額を確認すると55万まで膨れあがっていました。
私はすぐ夢のために貯めていたお金で返済し、カードを半分にへし折りました。
私の名前の名義を使っていたため、ブラックリストに載るのがとても怖かったからです。
もうこの時点でA子を友達だとは思うことをやめました。
A子が勝手に買ったグッズの返品手続きもします。
しかし、一度開封したものは返品できない言われて全ての返品は出来ませんでした。
ひとまず、開封してないものを返品し、それでも手元に戻ってきたのは10万円分ほど。
残りのものは返ってきません。
A子もそのあとまた連絡が取れなくなってしまい、行方が分からなくなってしまいました。
こうして私は、はじめての東京の友達とお金を同時に失うことになってしまいました。
これらの経験を得て分かったことがあります。
お金を要求してくるのは本当の友達じゃないことや、「初めての東京の友達」というワードに惑わされてはいけないということです。
信じるだけではなくて自分の意見も言って話し合えるのが、本当の友達です。
マスオより
本当の友達とはお互い自分の意見を言える関係・・・ほんとにそのとおりですね。
しかし、勝手にスマホから商品選んで購入するとは、すごい人ですね。
ふつうにありえないんですけど。(笑)
あと、どんなに仲が良い人、親友であろうと「名義を貸す」のは絶対ダメですね。
これは本当にやめてください。
相手に泣きつかれたら、1000円だけ渡して去りましょう。
お金の貸し借りや名義貸しは良いことありません。
自分のメンタル削られるだけですよ。
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