君が行く大学は誰かが行きたかった大学という話

序論

こんばんは。識です。
もしかしたら「こんにちは」の時間かもしれませんが。
さて、そろそろ国公立後期の結果も出て、今年度の受験が全て終了したかと思われます。
春から希望の進路に行ける人にも、そうでない人にも伝えておきたい事が1つ。
「君が行く大学は誰かが行きたかった大学。」だと言う事です。

(入学定員割れしている大学には当てはまらないと言う指摘を受けるかもしれませんが文章的にそうなってしまい申し訳ないです。
参考までに入学定員割れをしている大学は、日本私立学校振興・共済事業団資料(2018 年 8 月)が公表しているデータによると36%になるそうです。)


本論

何故このような話をするのかですが、大学生になると恐らく聞いたりもしくは自分が言ってしまったりすると思います。
「うちの大学なんて大した事ないし。」とか「こんな所来たくなかった」など。
思っていなくても、冗談などで言ってしまっているかもしれません。
私たちもついそのような話をしていたのですが、そうすると先生にこう言われたのです。
「あなた達、自分の大学を悪く言っているようですけどね、他の大学へ行きうちの大学で教えている事を伝えると羨ましがる声を多く聞くのです。ちゃんとしたブランドのある大学だからそんな事言わない方がいいですよ。行きたくても来れなかった人に失礼じゃないですか。」と。
そこで私は気付かされたのです。
(あぁ、私は大学に落ちた人の思いも背負って大学へ通わないといけないな)と。
思い出してみてください。
きっと殆どの人が受験勉強を必死に乗り越えて来たでしょう。
それぞれの勉強量に違いはあれど、頑張ったことに間違いはありません。
それを否定されるのは私には我慢ならないです。
来たくて来たくて必死に頑張って、それでも落ちてしまった人が沢山います。
その人達が来れなかった場所を「こんな大学」なんて言うのは、私は性格が悪いように感じます。
勿論、気づかずに言ってしまう場合が多いでしょう。
しかしそのような事が起こらないように私は警告の意味を込めてこのnoteを書いています。
(そんな事を「言ってはいけない」なんて口うるさいな)とか思うかもしれません。
そう思う人とは私はきっと分かり合えない。

最後に(結論)

これは何も私の大学が通っている大学にだけ言えることではないと思います。
定員厳格化による私大の難化。
それにより早慶上智やGMARCH・関関同立は言うまでもなく、日東駒専・産近甲龍、挙げていけばキリがないのですが有名な大学は沢山の人が落ちてしまったと思われます。
私大に通っているのでどうしても私大の話になってしまうのですが国公立大でも同じ事です。
どこに通っていたとしても少しの誇りを持ってください。
そして自分の大学を貶さないようにしてください。
私が少し間違ってしまったので、同じ間違いを犯さないように気をつけてくれる人がいたらいいなと思い、筆をとったnoteでした。


集まったお金で本を買うか友人とご飯に行きます。 それが執筆の糧になります。 どうぞよしなに。