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自己紹介について

Warning
序盤はただの愚痴です。
本編は下の方
しっかり本編には本編と書いてあるので飛ばすなら飛ばしてください。
そしてもう1つ。これは私の自己紹介ではありません
「自己紹介について」私が思うことを書きました。

皆は何かに所属する時、役割を与えられる時、恐怖を感じる事はないでしょうか?
例えば、大学に入学すると〇〇大生という所属を手に入れる事ができます。
恐怖ではなく誇らしさを感じる人はいるでしょう。
私もうちの大学に誇りを持っていますし、外で名乗るにしても恥ずかしいと感じた事はありません。
(私より偏差値が上の大学に通っている人、例えば清華大学や香港大学、東京大学に通っている人がそこにいたとしても堂々と自分の大学は言えます。)
自分の大学に誇りを持っていない為に起こる恐怖ではないのです。
私が大学名を名乗った瞬間には、〇〇大学の〇〇さんとなってしまうのです。
そこでは私自身を見てくれる人がいなくなります。
それが怖いのです。

まぁ、所属くらいならまだ軽いものです。
役職を与えられるのが本当に怖いのです。
何かを任せられるとその分、私の時間が無くなります。
私を見てくれる人も少なくなります。
〇〇だからという理由で頼ってくれる人も勿論多くなるのですが、その〇〇に入るのは私の名前でなくて私の役職。
という最近の私の悩みと愚痴。


本題


「私」とは。「あなた」とは。


さて、本題へとうつりましょう。
私というのは何でしょうか。
所属や役割を取っ払っても私は私であるのでしょうか。
つまり「あなた」は「あなた」であるのでしょうか。
まず、所属を取ってみましょう。
学校名・企業名、部活・サークル、エトセトラ。
それをとっても自分の自己紹介ができますか?
もっと取ってみましょう。自分の家、つまりは苗字を取ってあなたに何が残りますか?
では自己紹介をしてください。
所属や役割そんなものを取っ払った「あなた」について。
きっと出来ない人が多いのです。
いえ、出来ないというよりそもそも考えた事がなかった人が多いのです。
あなたは所属と役割だけで構成されているのですか?
表面的にはくっついているかもしれない、というか表面を覆っているかもしれないそれらはきっとあなたの本質ではない。
では、自己紹介で何を話せば良いのかという疑問を持たれる方も多いと思います。
それは自分の内面を構成しているもの、本質を話せばいいのではないでしょうか。例えば好きなもの。
好きな本や好きな映画は間違いなくあなたを構成してきたものです。
好きな色について話す時はその理由についてまで話すとあなたが他の人にもわかってもらえやすくなると思います。

私の考える自己紹介の意義

私自身は名前に対して価値を置いていません。
単なる記号でしかないのです。
番号でもいいし、覚えやすいもので覚えています。
皆さんも名前は思い出せないけどあだ名は思い出せるという友達が少なくはないでしょう。
ほら、名前なんてその程度なのです。
まさか「〇〇」という名前が好きだからこの人と仲良くなろうなんて人はいないと思います。
(余談なのですが、私は高校時代にクラスメイトを一時期出席番号で覚えてしまっていました。名前を聞く機会があまりなかった事と席が固定されていたので、この位置は前からn番目だから出席番号nの人なんだなと。そのうち顔と番号が一致していました。)
しかし、好きなものが似ていると話してみたいと思う事がきっと多いでしょう。
いい交友関係を作るにはある程度は人を選別しなければなりません。
万人と仲良くなることなんて出来ないのですから。
その選別をする手段の1つのしての自己紹介と思います。
大学に入ると、高校時代に活発に課外活動をしてきたような人を除いてほとんどの人が今まで以上に多くの人と出会います。
一緒にいたい人だけと一緒にいられるような場所が大学なのだと考えています。
だから、自分が一緒にいたいと思えるような人を引き寄せるために、自分の本質についての情報を提示してみてはどうでしょうか。

最後に

きっと大学に入っての自己紹介で、みんなは名前と出身高校くらいしか言わないと思います。
他のみんなと違うのが嫌だから。
みんなが名前くらいしか話していない中、自分が好きなものを言うと少し浮いてしまうかもしれません。
でも、いいではありませんか。
そこから興味を持ってくれる人がいれば。
その場で浮いてしまったとしても、他の人はその事実さえ次の日になれば忘れています。
そんな少しの勇気で自分が一緒にいたいと思える人と出会える確率が上が流のならば、払ってやってもいい代償だと考えます。
周りに流されず、自分を主張して大学生活を送っていける人が一人でも増えることを祈っています。

#大学生
#自己紹介

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