教育ベンチャーが必要だ。●情報小料理屋「ソースは、オレだ!」2016/05/21

 出版業界は、構造不況の中で、じわじわと崩壊に向かっている。この業界の中に「教科書業界」というのがある。出版社も流通も、教科書だけのために存在している企業が多数ある。教科書は2000億円の市場と聞いたことがある。返本もなく、買い取り制度のため、これほど安定した業界はないのに、通常の出版社は副読本を作るぐらいで、本格的な体制は組んでいない。東京書籍や帝国書院や光村図書のような、教科書専門出版社が大半のシェアを占める。

 昔、「マガジンハウスが保健の教科書を作ったら、子どもたちがボディに関心を持つような教科書が出来るのではないか」と文科省の人と話したことがある。教科書は日本の未来にとって重要なコンテンツなのだから、経験豊富な一般出版社がやればよいのに、なかなか参入出来ないわけがある。教科書専門会社が持っているのは、編集技術というより、教科書検定にまつわる膨大な業務や、検定を通過するための、特別の経験ノウハウを持っているのである。検定に通らなければ、一銭にもならない。

教科書制度の概要

この続きをみるには

この続き:309文字
記事を購入する

教育ベンチャーが必要だ。●情報小料理屋「ソースは、オレだ!」2016/05/21

橘川幸夫

100円

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

僕のテキストは誰に頼まれて書いたわけでもない、自分の意志でテーマを選び書いています。サポートしてくださる方は「時代からの原稿料」と思っています。いいねえ、すべて、の原稿料や商品代金が、こういうサポートになればよいのに。

あんがと。
11

橘川幸夫

参加型社会一筋

橘川幸夫コミュニティ・マガジン(思考note)

参加型メディア一筋。メディアの活動家、橘川幸夫が体験した中で感じたこと、考えてきたことをベースに、時代のシーンに対して考察します。月額1000円。★since 2016/04
1つ のマガジンに含まれています
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。