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平成30年について(こちらはゲームで)

 今年は平成28年なので、あと2年で平成30年になる。昭和は64年まであったが、昭和天皇がそれだけ激動の時代を長生きしたので、平成は、そこまでは長くならないだろう。政治の世界では、平成の終わりを意識した動きがささやかれているようだ。新しい元号の制定を含めて。

 僕らは、政治の世界とはあまり関係ないのだが、「平成30年」というのは、時代のキーワードの一つにはなるだろうと思っている。平成元年は1989年なので、90年代以後の日本や世界は、1995年のインターネット元年をはさんで、大きな変化が起きた。インターネット以前と以後の比較を含めて、さまざまな領域で検証作業が起きるだろう。

 ちょっと、これは事情があって、表では言えないが、「平成ゲーム史」を平成30年までにまとめる作業を進めている。

 Wikiを見ると、「ああ、あれは、この時代か」と懐かしい。この流れをもういちど、トレースしなおしてみたい。具体的には、各年代のことを、その時代の関係者に語ってもらうセミナーを実施する。

以下、Wikiより

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1989年

4月21日 - 任天堂「ゲームボーイ」。別途ゲームソフトを購入して利用するタイプの携帯型ゲーム機としては、エポック社「ゲームポケコン」に次いで2機種目。

6月30日 - ハドソン『天外魔境 ZIRIA』。世界初のCD-ROMを媒体として用いたRPG。CD音源による当時の家庭用ゲーム機の音源では到底奏でることのできない音楽と音声による演出がされ、CD-ROMによる新しいゲームの幕開けとなった。

8月27日 - 任天堂『MOTHER』。

マクシス『シムシティ』。

12月15日 - コナミ『グラディウスIII -伝説から神話へ-』。グラディウスシリーズ中難易度が高い事で有名であった。

1990年

2月11日 - エニックス『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』。

4月1日 - ナムコが国際花と緑の博覧会に『ギャラクシアン3』を出展。 当時の最高水準の技術で、28人同時プレイの体感ゲームとして過去にない壮大なゲームとなった。閉幕後はナムコ・ワンダーエッグに移設。2000年末に廃棄された。

4月27日 - スクウェア『ファイナルファンタジーIII』。

6月 - セガ『コラムス』発売。初めて連鎖というシステムを組み込んだ落ち物パズル。

10月6日 - セガ「ゲームギア」。日本国産初、カラー液晶を搭載したカートリッジ交換式携帯ゲーム機。

11月21日 - 任天堂「スーパーファミコン」。ファミリーコンピュータの後継機。『スーパーマリオワールド』も同時発売された。

エス・エヌ・ケイ「ネオジオ」。家庭でゲームセンターのゲームができるといううたい文句だった。当初はレンタル機として提供された。

12月1日 - NECホームエレクトロニクス「PCエンジンGT」。世界初となる据え置き型ゲーム機との互換性がある携帯型ゲーム機。

1991年

3月 - カプコン『ストリートファイターII』。社会現象にもなり、対戦型格闘ゲームをジャンルの1つとして定着させた。

7月19日 - スクウェア『ファイナルファンタジーIV』。

6月23日(日本では7月26日) - セガ『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』。日本ではそこそこの売上だったが、海外では爆発的ヒットを記録。これとサードパーティーの囲い込み成功のため、海外での「メガドライブ(海外名称ジェネシス)」のシェアを「スーパーファミコン(海外名称SNES)」に対抗しうるまで持ち上げる。

10月25日 - コンパイル『ぷよぷよ』。翌年アーケードゲームに移植され、落ち物パズルの対戦のはしりとなる。

1992年

1月9日 - 任天堂とフィリップスがスーパーファミコンの周辺機器「スーパーファミコンCD-ROMアダプタ」を1993年に発売予定にすると発表するもお蔵入りに(この企画にはソニーも加わっており、スーパーファミコンとCD-ROMアダプタの一体型のマルチメディアマシン「PlayStation」も発売する予定だった(後述のPlayStationとは別物))。

3月7日 - チュンソフト『弟切草』。アドベンチャーゲームの一形式としてサウンドノベルを創始。

3月26日 - ハドソン『天外魔境II 卍MARU』。CD-ROM媒体によるRPG。

4月 - 家庭用コンピュータゲーム販売チェーン各社の団体であるジャパンテレビゲームチェーン協会(JAG)が設立される。

4月1日 - 日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会(パソ協)がゲームタイトルに性的描写の存在する旨を伝える「18禁シール」を製作、販売。

4月27日 - 任天堂『星のカービィ』。後に大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ等を手がける桜井政博のデビュー作。

8月27日 - 任天堂『スーパーマリオカート』。日本におけるスーパーファミコン用ソフトとして売上本数最高記録となる。

9月27日 - エニックス『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』。

10月30日 - アトラス『真・女神転生』。『女神転生シリーズ』としては同社初の自社販売ソフト。多数のハードに移植され、後に同社の看板シリーズとなる。

11月21日 - セガ『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』。

12月6日 - スクウェア『ファイナルファンタジーV』。

12月17日 - エルフ『同級生』。恋愛アドベンチャーゲームの草分けであり、ストーリー重視のアダルトゲームの草分けでもある。

ミッドウェイ『モータル・コンバット』。実写取り込みのキャラクターによる対戦型格闘ゲームで、身体の切断や出血といった残虐な描写が特徴。

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 それで、このへんのことは旧アスキーの人たち、ログインの連中たちに聞くのが早いと思う。ゲーセンの流れと、ファミコン、プレステの流れと、並行して、みなおしていく。


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