情報小料理屋●Sonyのプレステのこと


 日経BPが、往年のSonyの経営幹部たちの連続インタビューを行っている。さすがに、一騎当千の個性が集まっていたSonyだけあって、過去語りもドラマチックだ。松下だと、こういう企画は成立しないだろう。個人的な感覚では、Sonyの人は才能はあるのだが自分勝手すぎて、松下の人の方が長く付き合える感じがしたが。

「ソニー社長を引き受けた平井さんは軽率だな」プレステ生みの親・丸山茂雄が語る迷走の裏側(上)

 これを読んでて、あることを思い出した。なぜ、Sonyはプレステをはじめたのか、ということだ。これは、もともと任天堂がファミコンの次の「スーパーファミコン」はSonyが半導体を含めて開発する計画で進められていた。長い時間かけて進めていたのに、山内さんの一声で、突然、中止になってシャープに変わった。

 当時、Sonyの担当者が僕のところに相談に来たことがあって、任天に裏切られた感で一杯であった。プライドの高いSonyの人たちが、「復讐戦だ」とばかり、プレステを自社商品として立ち上げたことは想像できる。

 ホンダとヤマハのオートバイ戦争もそうであったが、強力なライバル会社同士の戦いというのが、企業の活力を生み出すということはあるのだと思う。最近は、ライバル企業同士の戦いというよりも、強力な企業が弱者の企業を吸収したりつぶしたりしている戦いばかりで、いやな戦いが多いように思う。

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橘川幸夫

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橘川幸夫

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