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水彩イラストレーターの松野美穂さんの「はじめての水彩すいすい講座」に参加しました

 2月8日にボーンデジタルさんで開催された、水彩イラストレーターの松野美穂さんの「はじめての水彩すいすい講座」に参加しました。
 今回の講座は水彩初心者向けの内容ということでしたが、月に一度程度は水彩絵の具で遊ぶ私のような中級者でも、非常に楽しめる内容でした。普段感覚的になさっていることを、講師の松野さんが非常に整理して丁寧に説明してくださったからだと思います。

<今回の講座で使用した画材>
・シリウス紙 特厚口(オリオン)※自前
・三原色カラー(ターナー)
・ターナー色彩 透明水彩絵具

・三原色カラーを使って「黒」を作る
 アイボリーブラックのニュートラルな黒を作ることはとても難しかったです。(特に薄めた時が顕著でした。)しかし、それを作る過程でできた赤みや青み、緑みのある黒やグレーも、絵の中で使いどころは沢山あります。
 ボーンデジタルさんから出版されている「Making Color Sing」の「輝くグレーで描く」で紹介されていた作例を思い出して、グレーの背景に宝石の色を乗せて見ました。

 私は、家でこういうことをしようとすると、「家事をしなきゃ、描きかけの絵をなんとかしなきゃ…」といった雑念のせいで、せいぜい3時間くらいしか集中できないので、講座の時間を使ってまる一日水彩で遊ぶことができてとても楽しかったです。

 また、今回はミューズの水彩紙トライアルセットで、7種類の水彩紙の描き味を試すこともできました。
 画材の組み合わせや絵の具の溶かし方によって、表現の可能性が無限に広がるということがアナログ画材の魅力だと思います。そしてその魅力は体験がなければ実感することはできないと思うので、そういった点もとても好きです。

 帰り間際に今回の他の参加者さんに、作品をまとめたファイルを見せてもらえたのですが、とても素敵で、そんなファイルを持っていらっしゃるということが羨ましかったです。
 私は面倒臭がって自分が描いたものをファイルなどにまとめていなかったので、これをいい機会に、描いたものをきちんとまとめて人に見てもらえる状態にしたいと思いました。

 最後に。
 今回の楽しい講座に参加する機会をくださった松野さんとボーンデジタルさん、本当にありがとうございます!
 次回開催がありましたら、また是非参加したいです。

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