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なるようになる夢

こんばんは、ミトです。
今日は久々に部屋の掃除をしました。しかも大掃除級の掃除を、急に。

「どこかで使うかもな…」と思ってこれまで溜め込んでいた中学・高校の参考書や、結局行かなかった大学パンフレットや、もうお世話になることのない企業ガイダンスの資料とか、全部捨てました。

「もしかしたらいい組み合わせが見つかるかも…」と思って捨てずにいた衣服たちも、まだ着るものともう着ないであろうものに仕分けしました。偉すぎる。私はファッションセンスがないので、こう衣服を溜め込んでしまう癖がありますが、今回はガチです。こんなにガチなことはありません。

おかげで、部屋がとてもキレイ。今私が使っている机周りもとてもキレイ。ここ数年で1番モノが置いていないんじゃないかな。それくらいです。

そんなキレイな部屋なので、まだ寝ずに何か作業をしようと思って、かと言ってすることもなくて、何か書こうと思いました。


今日のお話は、私の好きな音楽の話。中でも、きっとこれからも聴き続けるのであろう、就活で辛かった時期に何度も聴いていた2曲について。

私は辛いといつも音楽に逃げようとします。大学で取り組んでいるアカペラに逃げることもあるし、自分の大好きなアーティストのライブ映像に逃げることもあるし、全然知らないアーティストやこれまでに少し好きだったアーティストに逃げることもあるし、それはそれは多様。

なので、就活の時期はとてもたくさん逃げました。逃げ道を作りすぎて、この道外れだなと思う時もあったけど、2曲だけ、今でも残っている曲があります。


ケセラセラ/Mrs.GREEN APPLE

Mrs.GREEN APPLEは、私がずっと好きなアーティスト。高校時代もずっと聴いていて、活動休止になってしまった時期もあったけど、今はしっかり戻ってきました。その中でも、割と新しめの曲『ケセラセラ』。この曲、本当に刺さる。就活中にリリースされた曲で、歌詞とMVがいちいち刺さる。いいんだけど、刺されても。

ケセラセラって、「なるようになるさ」って意味らしいです。このタイトルだけできっと支えてくれるような曲なのだろうと想像できるけど、歌詞があまりにも繊細で。

「私を愛せるのは私だけ」
「生まれ変わるならまた私だね」

このリズム感でこのメッセージ伝えることってできるの?

就活をする上で、多くの会社を受けていると、あなたはダメだと言われたり、所謂お祈りメールが来たりすることは誰しも経験するのではないかと思います。
でも結局、誰かに否定されても傷つけられても裏切られても、自分を愛せるのは自分だけだと言い聞かされました。自分を分かっているのは自分自身が1番だし、そんな自分を否定されるのはとても辛いけど、だからこそ自分を愛さなきゃいけないと感じます。


「ひとりぼっちだと気付いても、繋がりが消えるわけじゃない」
「たまにが良い、たまにでいい、ちゃんと大切だと思えるから」

このフレーズもとても良かった。MVの中で印象的だったのは、きっと上京して1人で頑張っていた社会人の方が映ったシーン。
きっと仕事で辛い状況の時に、届いた一通の電話。着信の相手は「お母さん」。その着信画面を見て、涙を流すシーン。

このフレーズが表すのはそういうことなのだろうと思います。

私ももしかしたら上京する未来があるので、その時にこのフレーズを聴き直したらまた今と違うことを感じるかもしれないけれど、その映像と歌詞は痺れました。ついつい貰い泣きしてしまいそうになった。


曲自体の転調の多さ、難易度だったり、大森元貴さんの歌唱力の高さがこの曲の良さを形成していることは勿論ですが、歌詞の表現性、しっかりと作り上げられた世界観にはお手上げです。参りました。


人は夢を二度見る/乃木坂46

まさかのアイドルですが、こちらの曲も歌詞に響かされました。
乃木坂に関しては、高校生時代にそれなりに推していました。でも当時の推しが卒業をしたので、それからあまり見なくなったり、FCを退会したり、グッズやライブを見ることもなくなり、要はオタクではなくなりました。

なので今の曲はあまり知らないのですが、この曲は聴いたタイミングが良かった、のかな。

もう乃木坂の所属を調べられたらバレてしまうんですけど、就活でとある音楽事務所を受けていました。その試験会場へ向かう途中の電車の中で、この曲を聴いていて、なんとなく「良い歌詞だな」と思うも、ただそれだけでした。まあ、良い歌詞だな、と。


その程度だったんですけど、試験会場に着いたらその曲が流れていたんです。しかも、試験前の会社説明の動画の中でも流れていて、頭から少しの間離れなくなりました。
そのまま帰りの電車でもその曲を聴いて、就活中の自分に当てはめると良い歌詞すぎて、今ではよく流しています。


「夢をもう一度見ないか?」
「叶うわけがないと諦めた、あの日の何かを」
「人はそう誰だって、みんな過去に持ってたはず」
「大人になって、やりたかったこと」

確かにな、大人になってやりたかったこと、いっぱいあったな。
私は今大学生ですが、高校生の時は大学に入ってやりたかったこといっぱいあったし、中学生の時は高校に入ってやりたかったこといっぱいあったし、そのまま回顧すると、幼かった時期にやりたいと思っていたことや本当に目指していたモノを思い出したり、気付けば諦めていたものを思い出したり、少し懐かしむことができました。

就活中でも、本当の本当の第1志望は音楽事務所でした。とても倍率が高いと分かっていたけれど、エンタメ企業に入って、ライブやイベントの制作に携わることが夢でした。

残念ながら、その夢には届かなかったけれど、今内定をいただいている2つの会社はどちらもイベントの企画や制作を行う会社。
もしかしたら中途という選択肢で、二度目の夢を見るかもしれないな、と思いながら就活を進めることができました。

自分の夢を再認識しつつ、今の自分にできることを全うしようと思いながら、動き続けてきました。今、この選択肢が完全に正解かどうかは分からないけれど、きっと大丈夫だと思っています。

10年後に、10年前の自分が見て残念に思わないような自分になっているように、頑張っていきたいな。


さて、長くなりましたが、そんな2曲のお話でした。
そういえば、サムネは試験を受けるために1人で東京に行って食べたハンバーガーです。少し有名かも。

皆さんにも同じような曲があったら、教えてくださいね。
そして、もし気が向いたら私のオススメも聴いてみてください。

ではでは、夢を見てきます。

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