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「障害者になった」という観点からわかる事

さる2017年5月17日。

私は山手通りでバイクに乗っていたが、車でひき逃げに会い、その日から障害者になった。(現在も係争中)

左下肢麻痺。

何かの祟りだろうか。本日お祓いに行ったが。

というわけで、私は杖と、左足首を固定する装具が手放せなくなってしまった。

漫画家、サシダユキヒロ氏も同じ運命を辿っている。心から共感させていただく。

ひき逃げ許すまじ!(私の犯人は、昭島の某娯楽遊技場の社長だ。この人も池袋で起こった凄惨な事件と同じ、どこかのお偉いさんのように逮捕されず、任意だった。そのため、長びいている)

さて、私の障害者手帳の等級は6級2種。これでも正直低いと、言われるし自分ですら感じる。

障害者になって、わかったことを書く。


・いくら杖を突いて電車に乗ろうが、かなりの確率で優先席に健常者が座っていて座れない

これは心から感じる。僕がまだ普通な体の時には、確かに意識しなかったが、座らないように心がけていたものだ。だいたいスーツを着たリーマンが多い。疲れているのはもちろんわかるが、見えてないふりはしないでほしい。


・タクシー、電車、飛行機などの公共交通機関が安くなる

これは大変ありがたい。特に私はまだ転ぶと骨盤が大破する可能性があるため、満員電車で前述したように座れないとかなり危険。そのため、タクシーを重宝する。しかし、タクシーでもこれを利用し悪用する輩が増えているらしい。運転手さんに聞いた話だが、障害者手帳を提示しても、「あ、いいですよ」と確認しない運転手さんがいるのだが、その人は確認する人で、提示をお願いしたらその人が渋って、提示を再度お願いしたところ、顔が別人の全く違う人の障害者手帳だったことがあり、警察にそのまま連れて行ったらしい。盗人猛々しい。


・日本より、海外の方が(主にユーロ圏)、障害者には優しい

Uberの運転手さんも、観光の場所も、電車も、展示会も、かなり優しくしてくれる。よく考えたり調べたら、やはりユーロ圏はかなりのそういう教え、また社会福祉も充実してる。これはもう致し方ない事実だ。


・正直に、「障害者だから」と行って人生甘くはならない

「障害者だから、優遇されているんでしょう?」という人がいる。

例えば僕が、その昭島の、潰れかけのパチンコ屋の社長のなんちゃら海上という保険屋さんから、多額の示談金、賠償金を受け取っていたなら、少しはこの言葉はわかる。だが、いまだに一円ももらって無いし、なんなら経営はこの事故のおかげでいっときマジで傾いたし、今更勤めろと言われても、何をしていいのかさえわからなくなる。これは後述することに続くが、障害者になったからどうだ?ということは無い。障害者は障害者、この字の通り人生にも障害が発生している。決して人生チートなどでは無い。


・そもそも、いまだに「自分が障害者」を受け入れられない

正直、これが一番辛い。「自分は障害者だ」ということをメンタルが受け入れないのだ。このおかげで私は、慶應病院の精神科の門を叩くことに。さしあたって適応障害。

どーでもいいわ病名なんて。

マインドフルネスをうまく活用している。


「過去を考えると後悔をする、未来を考えると不安を思う。今を考えて、今を生きよ。」





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