想像の共同体 序

最近のベトナム、カンボジア、中国の戦争。そして、第二次世界大戦で起こった革命が、国民性を勝ち取るという事を重視している。
国民性と言う物の定義は難しい。
国民性を勝ち取る為の影響力とは対象的に、国民性についての議論は難しい。

マルクス主義(資本を社会のものにする。資本主義の逆)を進めるに当たって、ナショナリズムは邪魔なものだった。

作者の理論の出発点は、国民性というものが、文化的なものであるという事である。

その文化的なものが深く情念を揺さぶるものになったのか、時間と友にどの様に変化して歴史的なものとなっていったのかを、この本は書いている。

または、逆に国民性というものが、歴史的な出来事と交わる事によって一つのオリジナルな物となり、政治や思想と合体して、深い愛着を起こしてきたのは何故か?

という事をこの本は書いていく。

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