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女ひとり、真冬の札幌に旅に出た記録

自称実家がイヌイット(全然純ジャパニーズ)、mewです。
※暑がりって言いたい

前回の更新は札幌ひとり旅の雑記だったけど↓、

今回は札幌ひとり旅の雑記です。(!?)

行きすぎじゃん!?って思うじゃん。ちがうんすよ。

というのも。

東京生まれ東京育ち、バッチバチの都会っ子である私。
何をするにもすごく便利なところだし、進学などの選択肢もとても多かったし、
すごいラッキーな環境で育ったな〜と思っている。

社会人になって、当たり前のように東京で仕事をしているけれど、
それは実家があるからなんとなく東京で就職しただけで、
業務内容的には東京にこだわらなくてもいいよな〜と考えるようになり。

毎朝パンパンの電車に身体を押し込んで、
コンクリートジャングルで生活するよりも、

いつか自分が惚れ込んだ土地を見つけて、移り住んで、
今より少しゆったりした暮らしがしたいなと思うようになった。

それ以来国内旅行をするときは、観光名所も行くけれど、
「この土地に引っ越したらどんな暮らしになるか?」を考えながら
いろんなところに目を光らせていたら。

同行者が邪魔になってひとり旅にハマったという。
(複数での旅行も楽しいけど、別腹な感じ)

そんな経緯があって、私の旅は移住先探しでもあって、
前回の札幌で、しっかり惚れ込んで、
札幌移住したい気持ちがかなり強くなったんです。

札幌移住の決断をする前に、懸念点が一つ。
そう、圧倒的寒さ

東京は温暖なので、
真冬でも昼は10℃くらいだし、夜でも寒くて0℃とか?

札幌だとそれぞれ10℃ずつ下がる。嵐の日はもっと冷え込む。

寒さに強いと自分では思っているけど、氷点下の経験があまりない状態で
移住して、やっぱ無理!は悲しすぎる!!

となれば、やることはひとつ。

冬の札幌、いざ行かん!!!!!!!!!
その寒さ、我が身をもって経験す!!!!

1日目

11:00羽田発、13:30新千歳着の飛行機でGO。

前々日ぐらいに大寒波が札幌を襲い、ドカ雪で色々麻痺していた。
この日もJRは終日運休が決定していて、
新千歳から札幌に向かうには高速バスしかない。

前日の情報ではバスに乗るまでに3時間待ったとか・・・

早めに札幌目指した方がいい気がするけど、
お腹空いたのでとりあえずご飯を食べる。

うに・いくら・ほたて丼。美味しい。
お酢が苦手で、海鮮丼の酢飯があんまり好きじゃないけど、
ここは(多分)白米なのでペロっと食べちゃう。
種類が多いのも嬉しい。うにといくらは絶対食べちゃう。


お腹が満たされたので、高速バスに並ぶ。
30分くらいで無事バスが来て、窓際の席に座れた。

ANA側、JAL側で補助席含め満員になるまで人を乗せて、
このご時世に超ウルトラ過密状態で出発。

札幌駅までの運行ではなく、福住駅までの運行に変更されてた。
東豊線の終点駅だから、札幌までは地下鉄でいける。

真っ直ぐホテルに向かう。
駅からホテルまでの道がガチガチに凍っていて、関東人ビビる。

転ぶことなく無事チェックイン。
想定より遅くなったけど、札幌入りできただけでヨシとする。

ちょっといい部屋を取ったんだけど、めちゃくちゃ広くて感動。


少しゴロゴロした後、狸小路にラーメンを食べに行くことにする。

ラー・・・メン・・・???

以前元カレと来た思い出の店。
ひとり焼肉は経験なかったけど、入りたくなったのでなんとなく入ってみた。

おひとりさま用メニュー完備!

3品じゃ足りなかったので、お肉追加して〆のお茶漬けまで完食。
大満足!ラム塩タン、新感覚で美味しかった。

カウンター席なのであまり気を使わなかったし、
店員のにいちゃんがすごい優しくて助かった。

2日目

札幌近郊に住む友人と合流予定。
JRで来る予定だが、復旧するか微妙だったので、
「10時くらいに起きてから考えよう!」という話に。

このゆるさが個人的に非常に助かる。

起きたら友人の使う路線は復旧してたので、昼過ぎに札幌で合流。
スープカレー食べたい!と駄々をこね、おすすめの店に連れて行ってもらう。

定番のチキン。
スプーンでほぐれるほど柔らかく煮込まれたお肉、ウマー!

辛さが選べるようになっていて、辛いの苦手な私でもおいしく食べられた!


どこに行こうとか全然決めていなかったので、
とりあえず大通公園に向かう。

ゆきまつりが中止になって、雪像はなく、
除雪もあんまりされてない。

雪を踏みしめて歩いて、関東人の私はテンションマックス!
道産子の友人は寒くてテンションダウン!


セコマでガラナとカツゲンを買って飲んでみる。

北海道限定のやつら

ガラナはルートビアを優しくした感じ。
ルートビア飲んだことない人には、コーラにちょっと湿布とかした感じ。

個人的感想:もう飲まない

カツゲンは、マミーとかヤクルトの感じ。
個人的感想:なしではない

ところで、イントネーションはカ↑ツゲンらしい。
カツ↑ゲンじゃないんだって。不思議。


タクシーでもいわ山に向かう。前回も行った場所。
日本三大夜景の1つなだけあって、圧巻の景色。

雪で白く輝く北の街の綺麗さといったらもう・・・

肉眼はもっときれいに見える

JRが止まると友人が帰れなくなるので、早めの解散。
安定のセコマ飯で夕飯を済ます。

友人おすすめのカツ丼。500円。
そんじょそこらのカツ丼よりおいしかった!

ここで楽天トラベルからメールが。
「ご利用予定の航空機が欠航を決定しました」

・・・え?

翌日の最終便で帰京予定だったけど、まさかの欠航。
理由は東京の積雪。

滞在を1日伸ばすことにして、急遽もう一泊別ホテルを手配。

3日目

帰れなくなったので思いっきり遊ぶことにする。

友人が札幌まで来てくれたので適当にお寿司を食べる。
(有名店は並んでた・・・休日だし仕方ない)

左の軍艦はかにみそ

店失念した。


お寿司食べながらどこ行くか考えて、
友人の提案で新札幌駅のサンピアザ水族館へ。

母方の実家がどえりゃあ田舎で、
家の周りは田んぼか畑、遠くには山か地平線くらいのところで。
(一応埼玉県内ではある)

小さい頃祖父母宅に行くと、ちかくにある超ローカルな水族館に
連れて行ってもらっていた。
それ以外の娯楽がないともいう

小規模で、1時間もあれば十分くらいのところで、
東京にあるような派手さは皆無なんだけど、
なんとなく懐かしいような落ち着くような。

その水族館と同じ懐かしさを感じる水族館だった。

犬でいうフレブルのような愛嬌

品川のアクアスタジアムとか、光やプロジェクションマッピングを使っていて、とても見栄えがするんだけど、

いつでも混んでいるし、ベンチいつでも埋まっているし、
人酔いする感覚があるから、
久しぶりに集中して魚たちを観察した。これぞ水族館!


札幌に戻り、どうしてもパスタが食べたかったので、
ラーメンを勧めてくれる友人に駄々をこねてイタリアンレストランにいく。

マルゲリータ・生ハムルッコラのハーフ&ハーフ!

2人で4500円くらいのコース。

北海道の素材を使ったイタリアンレストランらしく、
シーザーサラダはチーズを散りばめて「白雪サラダ」って名前がついてた。

チーズがてんこもり

おしゃれー!!

ドルチェのガトーショコラが生チョコぐらい濃厚で最高だった。

4日目

最終日は1人行動。

連日の疲労で朝起きれるわけもなく。
11時ギリギリにチェックアウトして、札幌駅の駅ビルをウロウロ。

ラーメンは空港で食べる予定なので、
見たら食べたくなった五右衛門でサクッとお昼。

五右衛門はいつだっておいしい

からすみペペロンチーノ、最高だ〜!


ウロウロして早めに新千歳空港に移動。

お土産を買って、あらかじめ余裕を持たせておいたスーツケースにイン。

テトリス?

あまりにもパッキングの才能がありすぎる。
キャビンアテンダントになった方がいいんか?(絶対違う)


絶対外せない新千歳空港温泉。

サウナ・水風呂、露天風呂完備。
あかすりやマッサージもあるし、個人テレビ付きの休憩室もある。
湯上がり用の作務衣も貸し出してくれる。食事処もある。

旅の疲れを温泉で癒し、
休憩室でのんびりしてから帰る、
最高の旅の締めくくりができる場所!

休憩所

結構すぐのぼせるタイプで、温泉行っても暑くてすぐ出ちゃうけど、
さすが北海道、外気が寒いので、
身体をちょっとお湯から出したらすぐ冷める!

暑がりの私が50分ほど露天風呂に浸かり続けてた。


その後、あじさいで塩ラーメンをいただく。

透き通った塩ラーメンは全細胞に効く

あっさり塩ラーメンが疲れた体に染み渡った。
こってりよりあっさりが好きなので大満足。

結局寒さはどうなの?

私が滞在していたときはほとんど雪も降らず、
道産子友人曰く「天気がいい」そうなので
北海道の本気を味わうことはできていないと思われるが、

結論としては「たぶん生きていけそう」になる。

装備は、
下着・ヒートテック・ニット・コート+マフラー・手袋
下着・ヒートテックタイツ・スキニーパンツ+スノーブーツ
が基本。

ヒートテックを使わないで東京の冬を余裕で越せる私でも、
さすがに北海道の冬には恐れ慄いて、
旅に合わせて長袖のヒートテックと、ヒートテックタイツを用意したんだけど。

ヒートテックタイツは大活躍。
長袖ヒートテックは1日しか着なかった。
その1日がすごく暑くて後悔した

一日中外にいるなら長袖も活躍するかもしれないけど、
基本的に地下道通ったり室内移動が多いので、

暑がりには長袖ヒートテックは過剰だったみたい。
ちなみにマフラーも昼間はしてなかった。手袋も。

雪道でも気合でキャリー引くタイプ

夜になると流石に冷え込んで寒かったけど、
マフラーと手袋すれば全然平気な気温だった。

首を保温するのは重要なんだなあと実感。

不思議に思ったことがあって、
札幌は「冷たい」と感じることはあっても、「冷える」と感じることはあまりなかった。

外気は冷たいんだけど、コート着てれば平気、って感覚。

東京に戻ったあとは、空気はぬるいのに、「冷える」なあと感じた。
嫌な寒さだなあ、と・・・

多分、雪があるかどうか?
雪がある方があったかく感じる、ってどこかできいたことある気がする。

多分、雪が降る直前の方が嫌な寒さを感じるのかもしれないな。


雪化粧した創成川

移住、どうすんの?

冬の札幌もなんとか生きていけそうな感じがしたので、
移住目指して動いてまいります。

色々大変だけど、がんばるぞう!!!

ぶっれぶれの東京

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