キッチンカウンターで友達と一緒にピザとタコスを食べる夢を見た。

【読了時間:2分〜5分(798字)】

白い内装のキッチンに6人程度の人間が、オーク色の少し細身のキッチンカウンターを囲んでいた。

テーブルの上には、ピザとタコスがあった。タコスの中身は肉ではなく、大豆を主としたベジタリアン仕様になっていた。

私は友人に連れられ、そのキッチンに入った。小さな正方形の窓には青空が広がり、その青さを白い室内に反射させている。
6人の大人には少し手狭に感じるキッチンで、小さなパーティーをしているようだ。人々は好きなように食事をとっておしゃべりしていた。

私は、カウンターのすぐ下の小さな引き出しからフォークを取り出し、タコスに手を伸ばした。

ぽろぽろとタコスの中身が崩れる。とても美味しそうだ。サワークリームやヨーグルトの複雑な味と、少しスパイシーに味付けした肉のような大豆の味を感じる。

普段、肉をあまり食べないが、この食べ物は胃袋にガツンと衝撃を与えた。

「最近なにをしてるの?」
斜め向かいに座っていた、アフロのようなヘアスタイルをした男の人が聞いてきた。

「なんだろう・・絵を描いたり、デザインを作ったりしてる」
私は、ポロポロと崩れるタコスを手に取りながら答えた。

「へー。最近なにか映画見た?」
「見たよ。新しいものじゃないけど、家でインターステラーを見てた。」
「ブレードランナーは見てないの」
「まだ見てない」

細い黒縁丸メガネを掛けた、40代くらいのラフな格好をした細身の男性が答えた。柔らかい笑顔を浮かべている。
見覚えのある顔だ。その特徴的な眼鏡と柔らかい顔を見て、私はこの人とfacebookで繋がっている事を思い出した。

記憶の糸をするすると手繰り寄せ、この人が最近中国に頻繁に行っている事を記憶の底から蘇らせた。

「最近中国に進出しているけど、どんな仕事してるんですか」
「上場のサポートだよ。」
男の人は、また柔らかい口調で話す。

そこで目が覚めた。

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