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「消えたい欲求」の思考が改善された話

ベルリンに来てから、幸せだと思う回数が多くなった。

一昨年か去年まで、常に「消えたいなぁ…」と思っていた。朝起きるたびに全てが苦痛であり、なぜ今日も呼吸をしているのだろうと、毎日疑問を持っていた。

一方仕事の方は、『花形』と呼ばれる事をしていた。会社やコミュニティでもそこそこちやほやされていたと思う。それなりのプレッシャーはあったが、着実に実力をつけられた。お金もそこそこあり、大きなカンファレンスにも二つ登壇した。勉強会の講師をしたら、1時間でチケットが完売した。プライベートでも大きな会社の仕事が来たり、スカウトが来たりした。

上記のようになったら、普通はウハウハで仕方がないだろう。私も調子のいい時はたのしかったが、すぐ素にもどった。別に、刺激がないとか、人生がつまらないだとかは思っていない。刺激は自分から動かないと得られないのも知っている。違う。そうじゃないのだ。ただただ、毎日起き上がる事がつらいのだ。

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