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きしめんイラストメイキング

こんにちは。めゆきちです!
普段自分がどのようにイラストを描いているのかを
まとめてみました。
写真が少なく簡単な説明になってしまいますが、
ぜひ見ていただけたら嬉しいです。


使用画材:
・シャープペンシル→下書き用
・ボールペン→線画用
・色鉛筆(トンボ 色辞典)→線画、色塗り用



下書き

金しゃちきしめん

今回は熱田神宮で食べた宮きしめんの絵を
描くことにしました。
自分で撮影したこの写真を元に描いていきます!
時にはネットの画像を参考にすることもあります。

(きしめん美味しかったなあ…)


いよいよ下書きに入ります。

下書き


シャープペンシルで下書きを描きました。


私の作品では、食べ物と一緒に
ゆるいキャラクターも登場させることが多いです。
今回はきしめんの具にちなんで、
えび天ぷらのキャラクターも入れてみました。


線画

裏面塗りつぶし

下書きの裏面を2Bの鉛筆で塗りつぶします。
ある程度濃いめの鉛筆を使うのがおすすめです。
(硬めだと下書きが転写しにくく、
濃すぎると清書の紙が汚れてしまう恐れがあるため)


ボールペンで下書きをなぞる

下書きの紙の下に清書用の紙をしき、
ボールペンで下書きをなぞります。(少し強めに)
ボールペンは下書きとは違う色のものを使うと
なぞった部分が分かりやすくて良いです。

この時、紙の端をマスキングテープで
固定すると良いです。


転写した線画

清書の紙に下書きが転写されました!
線は鉛筆の線なので、消しゴムで修正することも
できます。
ここから更に手を加えていきます。


線画の色分け


更に部分ごとに線画を色鉛筆でなぞります。
こうすると色を塗った際に線がなじんで、
絵全体がやわらかい雰囲気に仕上がります。
ここが私の作品の中で一番のポイントです!


線画で使った色鉛筆


これらの色は色塗りの際にも使っていきます!
改めて写真を見ると、
他の作品を描く時にもよく使う色だなと感じます。



色塗り

ベースになる一番明るい色を乗せていきます。
配色はリアルな感じというよりもイラストっぽさを
出していきたいので完全に写真通りでなくてOK、
という気持ちで塗っています。
ここから更に濃い色を足して立体感を出していきます。


仕上げ

これで完成です!
茶色とこげ茶色を中心に使い陰や質感を描きました。

使った色鉛筆の一覧がこちらです↓

使った色鉛筆一覧

どこにどの色を使ったか説明すると、

①→お皿の中の色
②〜④→お皿のふちの濃い部分
⑤→めん、かまぼこの白い部分
⑥、⑦→ねぎ、ほうれん草
⑧、⑩→かまぼこの「宮」の文字
⑧、⑨→天ぷらのしっぽ
11、12→天ぷらとかいじゅうのベースと陰
かいじゅうも天ぷらもベースは同じ11番ですが、
天ぷらはかいじゅうより気持ち濃いめに
塗っているのがポイントです。

13→濃いめの陰(天ぷら、めん、かいじゅう)
13、14→しいたけ
12〜14→つゆ(12、14、13の順にグラデーション)
あとは①の色をつゆと皿の間に少し塗っています。
皿とつゆの境目はくっきりさせずに
ぼかしたようにグラデーションをつけることで
よりリアルに仕上げています。


スキャンした作品




ネット投稿用にスキャンをしました。
これで全ての工程が終わりました。

あまり具体的な説明にはならなかったのですが、
少しでも参考になれば幸いです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。