こんばんは。mac"oです。

暖かかった今朝の＊おはなさん＊は、5時過ぎには起きちゃって、朝ごはんの前にはもう、窓の外に洗濯ものが並んでいました。

「どう？さっそく試着してみた！」

昨日の母の日にもらったばかりの上着を羽織った＊おはなさん＊が、わたしの部屋まで入ってきました。

まだお昼前なのに、さっきまで干していたはず…の新アイテムは、まだ半乾きじゃないかな…なんて思いながら、＊おはなさん＊に目を向けると、ちょっとすました表情でこちらを見ています。

思わず笑っちゃいそうになりながら、”もう少し、明るい色が欲しいとこだねえ…”なんて答えて、＊おはなさん＊の部屋のタンスへ向かうと、滅多に開けない小物棚を探りながら、スカーフを勧めてみました。

ちょっと落ち着いた色の上着だから、日焼けした＊おはなさん＊が着ると全体的に暗めになっちゃって、何だか冬っぽい印象になっちゃいます。

「歳だから、地味でもいいんだけど…」

そうつぶやいていた＊おはなさん＊も、意外とその気になってきて、大判のハンカチやスカーフを引っ張り出して、次々に替えながら鏡をのぞいて合わせ始めました。

お出かけ先も決まっていないのに、久しぶりのファッションショーをして、真剣に選んでいた＊おはなさん＊だったのでした。