遥か彼方

遥か彼方

目覚まし時計
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あの日 僕はただ歩き出した
踵と視界を 土に擦りつけて
そして いつか会えるその日まで
あなたと世界を歌う 
心は 遥か彼方

大丈夫、もういいよ
僕はいつかの君に言ったけど
叫ぶ君の声が
今も僕の胸に響いているの

怖くて、前が見れなくて
瞼塞いでしまうから
いつの間にか距離が離れてく
そんな日常がもう苦しくて

だから 僕は今走り出した
体も頭も全部投げ捨てて
そして 僕が今紡ぎ出した
言葉と音波で 
今日の曇りは晴れるのかな

嘆くのも蹲るのも
あの日 もうやめると誓った
だけどまだ胸を締めつける
痛みがつらくて

何もかもを失った わけでもないのに感覚は
何もかもが無くなって 消えたようで
自分次第と解ったって どうしようもないほどに
立ち止まってしまってるから

あの日 僕がただ歩き出した
踵と視界を一度思い出して
そして 僕はまた紡ぎ出した
言葉じゃ伝わらないようなこの気持ちで
あなたと世界を歌え
この声 遥か彼方

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