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海岸防災林人づくり・にぎわいづくり③モルック体験会・活動報告会編

 皆さんこんにちは!!
 みやぎ海岸防災林・森林づくり協議会 事務局の永野です!
 
 昨年開催しました「海岸防災林アイデアコンテスト」で発表されたアイデアの実現に向けて、前回に引き続き2024年2月23日(金)に3回目の現地活動を行いました。
 そして、3月4日(月)には令和5年度の活動報告会を開催しました。
 
 これまでの様子も記事にまとめているので、ご覧になっていない方は、  ぜひ!

▼過去の記事▼

 今回は、前回の現地活動で作製したモルック遊具で、「モルック体験会」を開催しました!
 
 当日は、これまでと同じく「わたりグリーンベルトプロジェクト」東さん指導の下、大学生2名と私たち事務局2名、地域関係者10名でモルック体験会を行いました。
 「防風柵の解体材でモルックができるのではないか」と、大学生のアイデアをきっかけに、今回の開催まで行き着くことができました。
 
 当日は、発案者である大学生からルール説明をした後、モルックの試合が行われました。

 モルックのルールを1から説明すると長くなってしまうため、簡単に紹介します!
 
  ① 1本のみピンを倒した場合は、倒れたピンに書かれている数字が                             
   点数となり、複数本を倒した場合は、その本数が点数となります。
 
  ② 倒れたピンは、その位置で立て直します。
 
  ③ 取った点数を積み重ね、最終的にピッタリ50点を取ったら勝ち。
    もし、1点でも超えてしまった場合は、25点に減点されてしま
    い、試合は続きます。
   
  ④ 3回連続でピンを倒せなかった場合は、負ける。(試合終了)
 
 ルールを確認した後、4チーム(1チーム 3~4名)に分かれ、総当たり戦で試合を行います。

試合開始です...!

 初めは両チームとも大きく点を取っていきますが、目標の50点に近づくと佳境に入ります。

初めは集まって立っていたピンですが、

                 ⇩

バラバラになってくると、さらに戦略が増えていきます。

 50点を超えると減点されて、25点から再スタートになってしまうため、両チームとも慎重になります。この競技の面白いところですね! 相手が50点ピッタリにならないように、妨害するなど、戦略とそれを実行するテクニックが重要になってきます。
  最後はどちらかのチームがピンポイントで点を取り、50点ピッタリで勝負が決まります。

事務局の永野が所属するチームは、4チーム中3位に終わりました…

 モルックは、子供から年配の方まで参加できる、とても楽しい遊びでした。実際に試合をしてみることでルールが把握でき気軽に楽しめました!


ー そして、3月4日には、大学生が今年度に行った活動について報告会を開催しました。

 大学生が今年度に取り組んできたことを振り返った上で、これからの計画について発表するものです。

 現在の海岸防災林は植樹作業が終わり、これからは生育のために定期的な手入れと管理が必要になってきます。昔は、地面に落ちた松葉や枝が燃料として使用されていたため、地域の人々による適切な管理が行われていました。
 
 しかし、現代では、燃料として使われなくなったため、持続的で適切な管理が行われていません。
 
 そこをスタートに、大学生は「松葉の堆肥化」をやってみてはどうかと考えました。
 松葉の堆肥化は全国的に事例が少ないため、研究を重ねて、より良い堆肥ができるよう目指していきます。
 
 その他にも、マツの枝を薪にして焼き芋づくりに活用する、防風柵をモルック遊具に活用する、などなど…いかにして「海岸防災林」を活用できるのかを考え、アイデアの実現に向けた発表をしていただきました。
 
 来年度も引き続き、活動・イベントの開催をお知らせしますので、チェックしていただけたら嬉しいです。
 引き続き、みやぎグリーンコーストプロジェクトをよろしくお願いします!


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