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海岸防災林人づくり・にぎわいづくり①  枝落とし・薪づくり編

 皆さんこんにちは!!
みやぎ海岸防災林・森林づくり協議会 事務局の永野です!

 昨年開催しました「海岸防災林アイデアコンテスト」で発表されたアイデアの実現に向けて、2024年1月27日(土)に現地活動を行いました。
 
前回までの様子も記事にまとめていますので、まだご覧になっていない方は、ぜひ!ご覧下さい!!

             ▼過去の記事▼

 今回は海岸防災林でクロマツの枝落としを行い、薪にするという作業を、「わたりグリーンベルトプロジェクト」の東さんの指導のもと、発表した大学生2名と私たち事務局2名で行いました。
 
 まず始めに、今回行う作業の流れを全員で確認しました。枝落としに使用するノコギリを持って各自で作業開始です!

ノコギリの扱いには注意が必要のため、しっかり説明を聞きます。

 幹や根を傷つけないように、枝の根元からノコギリで丁寧に切り落とします。
力を入れすぎると、刃に変な力が加わり切りづらくなるため、あくまでも軽く丁寧にノコギリを引いていきます。

 枝の根元からそのまま切ってしまうと、枝の重みで折れてしまい、いっしょに幹の樹皮が剥がれてしまいます。そこで、樹皮が剥がれない枝の切り方を写真とともに紹介いたします。

① 枝の根元から少し離した位置で、下から真ん中あたりまで切り込みを入      
  れます。

切りすぎに注意です!

② ①で切り込みを入れた箇所から、枝先側に少しずらした位置で上から切
  り込みを入れていきます。すると、枝が自分の重さでポキリと折れてい
  きます。


枝が折れるまで切り込みを入れてみましょう!
少しずつ枝の重みで落ちてきました…

③ 写真のような切り口で折れます。

ささくれなく、上手く切り落とせました!

④ 仕上げに幹に残った部分を切り落とします。

慎重に根元部分から切り落としていきます。
無事、幹を傷つけることなく切り終えました!

 このように、簡単に枝の重みを利用して切り落とすことができます。
 私は、ただひたすらに切っているだけだったので、この方法を教わったときは、とても画期的に思えました!
 
 切り落とした枝は薪にするため、松葉を削いで50cm程度に切りそろえていきます。

この作業が意外にも、切りづらくて大変でした…。

 約2時間半の作業が終わり、沢山の薪を作ることができました。
 このままでは水分が残っており、薪として十分に燃えないため、しばらく天日干しにして薪を乾燥させます。

並べてみると、達成感がありますね…!

 今回は、枝落としと薪づくりの作業をしました。普段の生活では、なかなか体験できないこともあり、とても新鮮で楽しいと感じました。
 
 次回は、防風柵の解体について紹介したいと思いますのでぜひ、次回の投稿もチェックしてみてください!
 これからも引き続き、みやぎグリーンコーストプロジェクトをよろしくお願いします!!

             


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