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ストローみたいな自分軸

高さ30cmくらいの4倍濃縮めんつゆを買ってしまったので、
ふつうめんつゆに換算したら1m越えのめんつゆを買ったことになるのだろうか。みたいな、くだらないことを考えていたら前回の投稿から時間が経ってしまいました。

ヘッダー(?)は、ニッコリじゃが。

新しいやりたいことのために、泣く泣く離れた環境があったのだけど、そのときも「いつでもまた戻ってきなね」と挨拶してくれる人がたくさんいた。

私は、すぐ人のことが大好きになってしまう。これはとても大変なことで、人のことを観察しすぎるし、共鳴(勝手に)しちゃうし、今回みたいに自分から離れるくせにとてつもなく寂しくなってしまう。

みかんを突然もらう、みたいなあたたかさに弱い

そして、「人を好む、信じやすい」ということは少なからず「相手も自分に対して好感を持ってくれているにちがいない」というキモい思い込み、前提があるということにも気づいているから、大変なのだ。

なんかもっとドライに、「他人に興味ないんだよね(フッ)」みたいなことを言ってみたかった。カフェで隣になった人も、電車で前に座った人も、初めてあうお客さんも、細かに観察して背景を推察してしまう。

「(フッ)」とできる人は、自分軸がある人だ、と思う。好きなこととか趣味とかがある、豊かな人。その軸を幹として人生を自分で豊かにする術を枝葉のように持っているんだろうなと思う。

比べて私はというと、「好きなもの、あります!」みたいな、側(がわ)の軸だけあって、実は詳しいものとか傾倒しているものは何もないという悲しい自覚がある。ストローみたいな。

だから、音楽は好きだけど「音楽好きが集い、語らいあうカフェ」とかには行けないし、コーヒーが好きだけど詳しくないからどこ行っても「本日のコーヒー」だし、絵画は見に行かないくせに絵画グッズにはなんとなく惹かれる、とか、なんかそういう中身の無さ。
「あなたにとって”かっこいい”ってなに?」みたいな、己の定義系の質問に答えられなかったり。

みんなそうなのかな。実は。
周りは太い幹と豊かな枝葉を持っていて、自分はストローみたいな見せかけの自分軸しかない、と、眠れない夜に暗い瞼の裏を見ながら考えるのはなかなか苦しいもので。苦しいものすぎて寝れない日々が続いたので自律神経ととのえ系マッサージに行ってみた。GWだし。

普通の問診票を書いただけなのにHSP気質を言い当てられてビビった。そういう、考えすぎて他人に共鳴してしまう人はずっと身体が緊張状態で、それは内臓にも伝播して、はたらきが鈍くなるらしい。だからお腹がすかなかったのか。

頭をゴリゴリ揉まれながら、「考えすぎちゃうか〜、『お姉ちゃんだからしっかりしなさい』とか、言われた?」と聞かれたので「はいたくさん」と答えたら、「あ〜。。」とだけ言われた。

これを読んでいるお姉ちゃんたちのお腹がちゃんとすきますように。

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