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2023 #もの書き100問100答に答えてみた 前編

#もの書き100問100答を見つけたので軽率に答えました。

1 どんな作品を書いている?
小説、雑文、書評、評論、童話、絵、あと何だっけ、日記。

2 どんな作品を書くのが一番好き?
どのジャンルを書いても家族の話を書きます。

3 ペンネームの由来は?
千住博氏という日本画の画家さんの名前をずっとHNにしています。
白はなにかありふれた名前として思いつきました。

4 いつから創作を始めた?
漫画は小学校三年か四年、小説は五年生くらい。

5 創作を始めたきっかけは?
当時学校に一緒に行っていた友達と漫画を描き、似たような時期に絵を描くのが面倒になって一緒に小説を書き始めました。

6 初めての創作の思い出は?
二重人格のお姫様の話でした。ゆがみない心理学好き。

7 子どものころ作文は得意だった?
内容はさておき最初から書けました。
言葉を話すより文章を書くほうが楽な子供でした。

8 創作していて一番幸せな瞬間は?
ゾーンに入って自分の想いを超えた文章が書けるとき。

9 書くうえで譲れないものはある?
他人はどのように書いてもいいと思いますが、自分は自分内映倫に従います。

10 あなたにとって「書く」とは?
生きる?

11 将来どんな書き手になりたい?
一生自分のなかに飛んでいる蝶々を追いかけていたいです。

12 文章力を磨くためにしていることは?
写経。文章の書き方の本を読む。文法の勉強。

13 「良い文章」とはどんな文章?
偏見に満ち溢れているのに洞察が深い。

14 読書は好き?
たぶん。

15 憧れの作家は?
ウンベルト・エーコかなあ。
圧倒的な知性で人をぶん殴りたい。

16 好きな本は?
思いつかないな。なぜだろう。
素材集とか好きです。フォント集とか。編み物のパターン集とか。

17 繰り返し読んでいる本は?
定点観測的に読んでいるのが村上春樹さんのノルウェイの森。
最初は嫌いでした。申し訳ありませんでした。

18 今読みたい本は?
疲れ特集の雑誌

19 自分の創作に影響を与えた人やものは?
小学生時代の友人(漫画と小説を書いていた)
初恋の人(小説を書いていた)
木原音瀬さん(BLの大御所の作家さん)

20 本やnoteなど他者の作品で好きな一文は?
もし田口がやっても好いと云い、千代子が来ても好いと云ったらどうだと念を押したら、市蔵は返事をしずに黙って僕の顔を眺めていた。僕は彼のこの顔を見ると、けっして話を先へ進める気になれないのである。畏怖というと仰山すぎるし、同情というとまるで憐れっぽく聞こえるし、この顔から受ける僕の心持は、何と云っていいかほとんど分らないが、永久に相手を諦らめてしまわなければならない絶望に、ある凄味と優し味をつけ加えた特殊の表情であった。
彼岸過迄 夏目漱石

21 本やnoteなど他者の作品を読むときについ注目するところは?
文章のリズムや冒頭。

22 無人島に本を3冊持っていけるとしたら何を選ぶ?
情報の歴史、聖書、広辞苑

23 10年前の自分にひと言伝えるとしたら?
当時完成させようとあがいていた小説が2017年に書けたのですが、今まだ推敲できていません。

24 10年後の自分にひとつ質問できるとしたら?
ちゃんと小説書けてる?
油断すると小説以外の文章ばかり書いてしまうので。

25 今だからこそ言える創作の失敗談は?
小説が完成する地点がわかりません(キリッ

26 書くこと以外で創作をしている?
絵を手芸と写真と畑を作っています。忙しくて死ぬ。

27 もし書くことを禁止されたら何をする?
ボイスレコーダーに文章を吹き込んでようつべに出す。

28 余命一週間と宣告されたら創作する?
する。

29 生まれ変わっても「もの書き」になりたい?
たぶん生まれる前から書いているし、生まれ変わっても書いているでしょう。

30 もの書きとしての自分の強みは?
なんか知らんけど書くことがある。

31 もの書きとしての自分の弱みは?
プロット通りに小説が書けない。

32 創作における座右の銘は?
天才の肩に乗って物事を見る。

33 自分の作品の魅力を3つあげるとしたら?
世界観と言われ続けていますが、自分ではどこがどうなっているのかわかりません。
読者さんを心配させるのが得意です。
そしていくら年を経てもキャラクターの恋愛の仕方が十代です。

34 自作で気に入っている作品を1つあげるとしたら?
Believe in Springです。R-18なのでリンクなし。
そう答えておかないといつまでも完成しない気がする。

35 自作で一番目に読んでほしい作品は?
さかなどりか、永遠の前日ですね。入りやすい。

36 自分の作品で好きな一文は?
 ぼくが作り出したものは、がらくたの夜にすぎなかった。たぶんあるのだろう、夜を入れる広大な容器が。願いごとはかならず叶うのだろう、それが現世で叶うとは限らないけれど。ぼくたちが死んだあとで、ぼくの知らないだれかが、どこかで夜の壁につきあたる。その瞬間が来ることを、ぼくは信乃のために祈ろう。もう二度と信乃に会うことができなくても。
夜を入れる容器

 行こう。海際を歩き続けて、日本を一周しよう。コンビニの賞味期限切れの弁当を盗んで、公園を風呂代わりにして。学校も病気もない、幽霊になることができる靴を履いて。「お父さん」を辞めた真利さんと、死にかけたふりをした猫と、死にたての猫を連れて。
 水平線を走る雲の群れに、街をめぐるサーカスが行く。雲のキリン、雲のゾウ、一輪車に乗った魚、ジャグリングする道化師の群れを従えて、平たく伸びた海の向こうの半島へ歩いていこう。
幽霊の靴

37 自分の作品を色にたとえるとしたら?

38 自分の作品は五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)のどれに寄っている?
それなりにみんな使っているような気がします。

39 自分の作品のテーマソングはある?
Believe in Springの理誠くんがキリンジの『愛のCoda』です。
主人公をさしおいて、これがもっとも通奏低音の曲ですね。

40 つい書いてしまうテーマやモチーフはある?
親友同士の恋愛。海際を歩く人々。

41 つい使いがちな文章表現はある?
思いつきません。

42 次はどんな作品を書きたい?
今書いている話をきちんと畳みたいです。切実に。

43 もし自分の作品が書籍化されたら誰に帯を書いてほしい?
木原音瀬さん。

44 もし自分の作品が実写化されたら誰に出演してほしい?
俳優さんが思いつきません。すみません。

45 自分しか読まない日記を書いている?
書いています。
自分しか読まない文章が大量にあります。

46 日常で「自分はもの書きだ」と感じる瞬間は?
がしがしタイピングしているとき。

47 毎日書いている?
文章は書いていますが、小説が書けていません。

48 書くとき以外にも創作について考えている?
考えます。

49 創作を続ける理由は?
一番楽しいから。
頭のなかに何かあるので、出さないと気持ち悪いから。

50 創作のモチベーションを上げる方法は?
何でもいいので、とにかく文章を打ち込むことですね。

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