第15回「憲法9条」

◎ 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
◎ 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

　この条文を字句通り普通に読めば、小学生でも「非武装中立」で「自衛隊は憲法違反」であることがわかる。単純に朝鮮戦争によってアメリカの考え方が１８０度転換して、GHQ指令に基づくポツダム政令により、自衛隊の前身である警察予備隊が組織された。実際国際法上では軍隊として取り扱われており、自衛官は軍隊の構成員である。