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ツボ押しのメカニズム

足つぼってよく聞きますよね。それって効くの?っとよく言われます。

ツボを押しは身体のこりや冷え性など多くの方の不調を取り除く方法として、馴染みのあるものです。

なぜツボを刺激すると身体の不調が取り除かれるのか?詳しく書いていきます。

★ツボとは

ツボは身体の中に365箇所あります。

そもそもツボとは「気」という東洋医学の考え方です。自然界に溢れているエネルギーのようなもので身体も臓器から指先まで巡っている道筋のようなものを「経絡」と呼び、神経が集まる経絡のポイントにあるものが「経穴」でこれがツボにあたります。

★ツボを押すと痛いわけ

ツボを押す事で神経、特に自律神経に働きかけます。自律神経は血圧や呼吸・体温などを調節する身体の生命維持に欠かせないもの。自律神経が乱れてしまうと内臓の働きが悪くなり、病気や体調不良に繋がる可能性があります。ツボを押すとツボ近くにある神経が反応し脳に伝わります。

自律神経をコントロールする視床下部に刺激が届き、臓器や器官の働きが回復するという仕組みになっています。

そのためツボを刺激すると血流促進や各内臓機能の活発化、免疫力アップなどに繋がります。

ツボ効果が期待できる疾患は数多くありますが、デスクワークが多く多忙な方が悩まされている肩こり・腰痛・頭痛・耳鳴りなどにも良いとされています。

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★科学的根拠はある?

今現在あるツボは東洋医学が長い歴史の中で積み上げてきた検証に基づいたもの。

このツボの健康効果については長い議論がされてきましたが、実は科学的根拠に基づく証明はされていません。

ツボは気の通り道「経路」の要所であるだけでなく、器官や臓器と結びついていることから内臓・器官と体表部との連絡窓口としても機能しています。

普段私たちが見ることができるのは体表面部分だけですが、このようにコリや痛みといったツボが発信するサインによって目に見えない経路や内臓の不調に気づくことも出来ます。

★正しいツボ押し

ツボは正しい位置を正しく押さなければ効果なくなってしまいます。

場合によっては避けなければならない時間帯もあります。

・ツボを押す回数は1日3回が目安です。

・ツボに力がしっかり伝わるように垂直にゆっくり押す

・強さは痛気持ちいいくらいの程よい強さで

・呼吸はツボを押すときに息を吐き、ツボから離す時は息を吸う

ツボ押しは指の腹や専用のツボ押しグッズを使うのがオススメです!

※気軽に出来るツボ押しですが、妊娠中や飲酒時、食後は避けましょう!ツボ押しの中にはつわりを軽減するツボもありますが、子宮を収縮させるものもあります。お腹の赤ちゃんにとって悪影響です。

飲酒時や入浴時は、ツボを刺激すると血流がよくなりアルコールがまわりやすくなりますし、食後すぐのツボ押しは胃の消化が遅くなってしまいます。


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