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イノベーションの重要性に初めて納得した話

はい、今日はイノベーションについて書いていきたいと思います。
というのも、この前の木曜日10/11に

DESIGN for Innovation 2018
~ デザインが次の経営を創り出す ~

に行ってきたからです!

このイベントはデザインコンサルティング会社btraxが運営しているイベントで、簡単にいうと「デザインを日本企業も取り入れていこうよ!」
というイベントです。

もっと細かい内容が気になる方はこちらを確認してみて下さい。

https://ti.to/btrax/dfi2018/ja

これは本当に学びが多いイベントでした。
というか何より登壇メンバーが最高で、
やっぱりデザイン最高だな。ずっとこの道でやっていこう。
と改めて認識できたイベントでした。

そして特に感心させられた話は、ありきたりでもあるのですが、
”イノベーションの重要性”についてです。

以下イノベーションの重要性を論理的に語っていきたいと思います。

「イノベーションは重要だ!!!」

これはよく言われていることですよね。
でもなんとなくその重要性は頭でわかっても、
なんで重要なのか、重要だとしても実際にどうしたらいいのか、
なかなか答えが出せていない人が多い気がします。

しかしその答えはこのイベントの最初の方で説明されました!!
以下、マイクロソフトの澤さんとbtraxのBrandonさん両方が
プレゼンの最初に仰っていたことです。

まずこれをみて下さい。

これは最近よく話題になっていますが、
平成元年と平成30年の世界の時価総額ランキングです。
このランキングはよく「日本は衰退した」という文脈で語られています。
しかし他にも着目すべき点はあります。

平成元年のランキング上位の会社は
インフラや金融など安定した業界の会社で、
割と昔からある会社です。

一方で

平成30年のランキング上位の会社は
10、20年前にできたばっかりの会社だということです。
平成元年には存在すらしてない会社が今ランキングの上位にいます。

むしろ平成30年はAmazonのように
創業者がまだいて、
時代に合わせて提供するサービスを変え続けている
(Amazonはただ本を売っていた会社から、現代のインフラになりつつあります)
会社が上位にいます。

つまりイノベーションし続けている会社が評価されているということです。

まとめると

30年前は既存のビジネスを伸ばしていれば良かった
一方で
今は昔なかったビジネスを生み出し続ける(0→1)必要がある

ということです。

そしてこのイノベーションを起こす手段として
”デザインをビジネスに取り入れること”
が推奨されています。

というのもイノベーションを起こせる会社の3つの特徴として

- Move Fast
- Take Risks
- Design-oriented

が語られています。
そしてデザイン思考のメリットとして

- User-centered
- Speed(早い段階からプロトタイプ作りまくってPDCA回しまくります)
- Innovation

が挙げられるからです。

むしろ現在シリコンバレーで、役員にデザイナーが入っていない会社は
「ありえない!」と思われているそうです。

これで、いかにイノベーションが大事か、
いかにデザイン思考をビジネスに取り入れるのが大事か
わかって頂けたのではないでしょうか。

そして最後に、

イベントは200人限定で、割と高かった(12000円)上に
もろ平日昼間に行われたのですが、
すぐにチケットは完売したみたいです!!

これは”デザインに興味を持ち始めている日本企業が多い”現れだと思います。
一方でその重要性がわかっていても
「実際デザインを取り入れる会社はどれくらいいるのだろう。」
という感じがします。
なぜならサービスデザインをゼミで学んだOBOGの方々が、
デザインの重要性をわかりつつも、「お金にならないから」という理由で
デザイン思考をビジネスに取り入れていないとよく語っているからです。

確かにデザインやユーザー視点を取り入れた時の効果は、
売り上げなどと違い、数字として計りづらい部分もあります。

しかしこのイベントをきっかけにデザインの重要性を実感したのではないでしょうか。

これから
日本企業が積極的にデザイン思考を取り入れて
よりイノベーティブな国になっていくこと
を期待しています!!!

自分も頑張ります。

頑張れ日本!!!

ありがとうございます〜励みになります!