子宮体がん〜大きな病院へ〜

あまり考える間もなく言われるがまま大きな病院へ行けたのは良かったかもしれない。
とはいえ1週間後。1週間後の私は何を考えているのだろう。

嫌だけど、恐いけど、今年中には全て終わらせ、「今年も良い年だった」と言える状態にしたい。
私は晩秋から年始までが一年で一番好き。その幸せな時期を幸せな気分で過ごしたい。だから頑張る。
と考えていたのが昨年晩秋。

大きな病院初診の日。
この日も相変わらず出血あり。だけどドボドボまではいかない。
まず主治医に診察(内診)と再度体がん検査してもらった後、血液検査とレントゲンと心電図…だったかな。朝からおやつの時間ぐらいまでかかった。
何が大変って、病院大きすぎて迷うしいろんな場所行く度に受付窓口があり時間がかかる。

主治医の印象はコワカッタ。コワイヨ。ウエーン。
でも信用できそうな先生。
看護師さんは…優しい。合格だ。(何様な患者)

紹介状は持っていったが忙しかったりしたせいなのか行き違いなのか産婦人科のデータを信用してないからなのか、すぐ手術できるようにと血液検査や心電図など産婦人科でできる検査は全て受けて結果を持たせてくれたのに再度いろんな検査受けることになった。
体がん検査、またするのか…。
幸い体がん検査は私の場合痛みはない。ガスが出たらどうしようと思って嫌なだけ。

内診と体がん検査後、再度主治医と話す。
「掻爬手術を…」と言われた時に、え?何かがおかしい!絶対嫌だし!と思って、コワイけど主治医に1ヶ月以内に掻爬手術やってるのにまたするのかと聞いてみたら、「やってるの?あ、やってるなら大丈夫、良かった」って言われた。

え、産婦人科の主治医よ…紹介状に何書いたんだ?w

その後血液検査と心電図とレントゲンを受けた。痛い思いをしながら貧血なのに血を大量にぬかれて検査したにもかかわらずまた血ぬくのかよってツッコミたくなったけど我慢ガマン。

大きな病院なので血液検査する場所が銀行の窓口みたくなってて吹いた。緊張和らいだ瞬間。

◯◯

次の週、その次の週とCTとMRIを造影剤入れて行い、MRI後に診察。

CTは経験あったけどMRIと造影剤が初めて。
MRI、プチパニックになりそうだった。(その話は違う記事にでも書く予定)
造影剤の副作用でなくて良かった。

診察で主治医が体がんG1と言ってきた。

うん、知ってる。

まさか二度告知されるとは…。そして今回もドラマのように身内がたくさんいて泣き崩れるとかでないし。なんか実感ない。まったくない。
これからの予定として手術の説明する日、その後入院手術、転移していたら抗がん剤、となるらしい。
画像見る限りでは初期の癌、転移の可能性は割と低めだがしていた場合も抗がん剤が効きやすいタイプであるらしい。
手術の説明の時はできれば夫を連れてきととの事。

お、ドラマのように泣き崩れる?いやいやいや、夫の実家家族はもっと大変な病気を何度も乗り越えているんだ。泣くわけがない。

ちなみに私の両親も泣いてくれない。心配でも大丈夫だと信じているから。

…誰か泣くほど心配してくれよ。と甘えったれこじれおばさんは思う。

◯◯◯

手術説明日。
私は今の段階では初期との事で内視鏡の手術になるとの事。内視鏡でも大きくあけてもその後に抗がん剤治療になる可能性は(低くても)0ではないのでどうするか聞かれた事(少し濁して書いてます)。質問ありますか?

質問する質問が思いつかない…w

結局、内視鏡にして後日何かあれば抗がん剤っていう方にした。夫と意見一致。
そして泣き崩れない。主治医も冷静(当たり前だけど)。
なんか心配されてない〜!ってさみしくなって、天に召される可能性を聞いてみたら、それはないって断言された。あぁ、若い子でもないのにオドオドしちゃって…って思われただろうな、主治医に。

そうそう、子宮腺筋症と子宮内膜症って言われた。辛かったでしょう、と。わかってもらえて凄く嬉しかった。筋腫とは言われてないけど産婦人科で筋腫って言われてるから、子宮筋腫と子宮腺筋症と子宮内膜症と子宮体がんになっているという事なのか?ようわからん。
でもこの腺筋症や内膜症の強い痛みがあったから病院くることができたので本当に感謝すべきことなんだなと思う。
出血だけなら行かなかったかもしれない。

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