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【蓮ノ空】3月度Fes×LIVE(蓮華祭)に応援上映で参加した感想

具体的な聖地巡礼についてはこちらから

上の記事にもある通り、3/27~28まで金沢へ行きました。これ、ちょうど蓮華祭の日と被ってたので、だったらもう応援上映に参加してしまおうと思って申し込んだところ、まさかの当選。
初めてのFes×LIVEの応援上映が金沢ってのが良すぎたし、沙知先輩ご卒業記念かつ103期を締める蓮華祭をここで見られるというのが最高すぎました。
というわけで、今回はイオンシネマ金沢フォーラスで蓮華祭の応援上映に参加した感想について書いていきたいと思います。実は金沢での聖地巡礼のことも書きつつで、どっち先に書こうかってので悩んでたのもあったのでめっちゃ遅れました。先に応援上映のことを書いてる上に若干遅いまであるけどギリ103期のうちなので許してください。

こういうのいいね

まず中入ってから上映時間が近づくにつれて、好き好きクラブの人たちがめちゃくちゃ集まってきました。今回はこの応援上映のために館内で一番大きいスクリーンを2つ開けてたらしく、そりゃこの人数が集まるよなとくらいに人が来てました。入場する際には「リンクラ」でよく見たFes×LIVEのチケットをいただきました。実際にもらうとテンション上がりましたね。

この登場の仕方テンション上がった

そして開演。下から迫り上がって出てくるのちょっとびっくりしました。学校の施設にしても舞台装置凄すぎん?と思いましたが、ステージ作りが得意だった沙知先輩の拘りも出てるのかなぁと思いました。ステージもめちゃくちゃ広かったですけど、広いと大きいセットが作れてより表現できることも増えるでしょうし、誰かが落ちることもなくなるだろうしで良いことしかないですね。そういったところにもこの第二音楽堂に"沙知先輩"が現れている気がしました。

ステージが広くて高くもないの、優しさ

初手からDream Believersはちょっと予想外でした。なんとなく最後にやるのかなぁと思ってたので。
でもクラブの伝統曲だし、他2つの文化祭である撫子祭や竜胆祭でも披露しているので、きっとスクールアイドルクラブじゃない生徒も3年間で一番聞き馴染みのある曲であるはずなわけで。きっと、3年生だって初めての桜の頃は夢や希望を持って新しい日々の始まりに向かっていったと思うんですよね。それをまさに表現したくて一番最初に据えたのではないかなと思いました。

MCではこの第二音楽堂の話題になり、ステージの命名権がスクールアイドルクラブに委ねられたこと、その名前が「八重咲ステージ」であることが発表されました。八重咲は花びらが重なって咲く花の咲き方で、普通は変わりものとして出現する(Wikipediaより)とのことで、実際に写真を見てみると、どの花の八重咲きもめちゃくちゃ綺麗なんですよね。それで、特に蓮の花に関しては調べた限り八重咲きだと晩になっても閉じにくいみたいのがあるらしいです。つまり最後まで咲き続けるということ。彼女たちが輝く場所として、素敵な名前が付けられたなと思いました。

イントロ最後、カノンで音ハメしていくところが最高

さて、お次のOn your mark。「位置について」という意味から「これから旅立つ皆をドーンと応援する一曲」ということが示されていました。3年間過ごしてきた中で見つけたもの、感じたものが必ず何かあったと思います。そういった高校生活で得たものを次のステージでも活かしてほしい、そういう意図を感じました。
ドリビリは純粋にこれから新しい世界に飛び込んで何かを見つけていくということに対して、Oymは日々をもがきながら苦しみながらも、腹を括って飛び出そうとする、そんな印象があります。この泥臭さがかっこいい。

落ちサビの歌い出しが1年生なの、"ガチ"

ここからのツバサ・ラ・リベルテ。曲の経緯が経緯だけに絶対来るだろとは思ってたんですけど、その前にマジで金沢で雨降ってきててひっくり返った。しかも歌ってる時は雨上がってたらしい。魔曲すぎる。
前のOymと続けて披露されたことを考えるとOymで飛び立つ準備をして、ツバサで羽ばたかせる。この流れが美しすぎましたね。大空に自由に飛び立つ曲と慈が言っていた通り、蓮ノ空女学院という全寮制の学校を卒業する3年生を送り出す曲として、「ツバサ」を歌い届けることはこれ以上ないことだと思います。
そして、この曲は103期のスクールアイドルクラブにとっても"雨が上がる"ことになった曲でもあります。自由に飛び立てるようになったのは卒業生だけではなくて、この曲を沙知先輩から送られたときの102期生の3人もそうでした。
「この曲はスクールアイドルクラブの先輩が残してくれた大事なものだから…ここで歌いたかったんだ。ボクたちはこんな風になったよって見てもらいたくて」
もうここで俺は泣いてました。

ここ、シャッフルユニットの並び

そして4曲目、2年生がこれまでを思い返しながら作っていたあの曲。活動記録18話 PART9のアカペラでも涙が止まらなかったけど、今回はもうずっと泣いてました。というかさっきからなんだけど。この曲はもう最初から泣きすぎててペンラを一切振れなかったです。

全ての旅立つ人たち、見送る人たちに向けた曲ではあるけれど、彼女たちの本当に送り届けたい相手を知ってるからこそ、さらに刺さるんですよね。
メインで歌う2年生はもちろん、1年生のコーラスも素晴らしかったです。部を繋ぎ止めて、こうして蓮華祭で感謝を伝えられるくらいまでになったのは間違いなく1年生の存在が必要不可欠でした。その1年生が前で歌う2年生を支えている構図が本当にこの1年間を表現してて良かった。
歌詞で言うと、サビの「奇跡」と「軌跡」の部分が刺さりました。これは花帆作詞の『Special Thanks』でも使われていた掛詞的な技法ですが、この曲でも1番と2番で表記を変えることで実現させています。トラブルやアクシデントもあって、結局102期の4人で活動していた時間はおそらく半年もなかったんじゃないかと思います。それでも、振り返ればあの限られた時間は「奇跡」だったということだろうし、その時間で得たことが受け継がれることで「軌跡」にもなっているように感じられました。それを途中でクラブでの活動を休止せざるを得なくなってしまっためぐちゃんが素直にそれを書いているというのもポイント高いです。かほめぐでのの絡みもあって、この歌詞が取り入れられているとしたらシャッフルユニット様様ですよね。
振りとか動きなら最初がフォーメーションから始まったり、両手というよりは右腕中心で表現しているところ、カノンのところなどが「ツバサ・ラ・リベルテ」を意識してる感じがしました。楽曲そのもので言うなら落ちサビで入っている跳びポ(ブレイク)。「Dream Believers」や「ツバサ・ラ・リベルテ」やからの伝統を感じさせてくれるところで、跳ぶような曲ではないけど、伝統として入れたんだなぁということが伺えるところであって、ここにも本当に感動させられました。「作り始めたのはきっと2年前の春…」全てが全て、この曲を作りたいと思うことも何もかもが、4人が出会ったときから始まっていたということなんですよね。

いや、ずるいよこのアングルは

あとは落ちサビでペンラの色が緑になってから「花びら〜」のところでピンクに変化する演出、後方からのアングルも本当に……
誰のための曲なのか分かってるからこその演出なんだよねぃ…😭

花が散って、散った花からおのおのがその花びらを抱く。去り行く1人から受け取ったものって本当に人それぞれだと思うし、花びらの数だけあると思うんですよね。その花びらを抱く想いをイメージできる曲でボロボロ泣いてました。

最後の最後にみんなの前で言ったのもよかった

MCでもこれまで公の場では名前を出してこなかった「スクールアイドルクラブにとっての大切な人」が沙知先輩であることが明かされましたね。
アイドルをやっている以上ステージは誰か1人のためのものじゃないのかもしれませんが、彼女たちの背景を知っている身としては、この場で言葉を伝えることが必要だったんだろうなと思っています。この後に会場後方の一部でペンライトが揺れてたの、本当に文化祭とかでありそうな光景でそこも凄く良かったです。

Legato、良き

そして、事前に告知されていた「スペシャルなAfter」ではLegatoがFes×LIVEで初披露でした。これは聴けばすぐわかる話なんですけどこの曲Aメロ→Bメロときて、またAメロに戻ってそこからサビに行くっていう変則構成なのがまず凄く心を持ってかれるんですよ。
この曲は伝統曲らしい(振り返り配信より)んですけど、あまりにも103期から104期へのメッセージ性が強すぎて。102期で一度部が空中分解からこそ、当たり前のように繋がれてきたことに対して改めて"繋ぐ(Legato)"という意味を付しているのかなと思うと、103期で歌うこの曲は特別なものに感じます。それが103期が完全体になった1stアルバムに入っているというのも意図を感じざるを得ないんですよね。
パート分けも完璧すぎるから103期のオリジナル曲だと確信していたんですけど、解釈違いだったみたいです本当にすみません…(逆にここで熱弁してたらガチで恥ずかしかった)

応援上映なるもの自体が初めてだったのですが、今回の蓮華祭は大きなスクリーンで、そして金沢で参加できて本当に良かった。ボロボロ泣いて、忘れられない思い出になりました。103期を締める最高のFes×LIVEになったんじゃないかと思います。

そして最後にはやっぱりこの言葉を。

大賀美沙知先輩、ご卒業おめでとうございます。生徒会長として、スクールアイドルとして蓮ノ空女学院を支えてくれて、ありがとうございました。

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