アラサーになるまで、元々起業などという発想はまったく持っていなかった私。
ですがこの価値観を大きく変えるきっかけがありました。

まずは簡単な私の経歴から。

父親は公務員、母親はパートというごく普通の家庭に生まれ、ごくごくフツーに育ちました。

中学生ぐらいまでは毎日母親に怒られていましたが、それ以外は特に大きな問題もなかったように思います。

私自身の性格で言えば、なんでも人に合わせ、優柔不断で自分で物事を決められない、決めても妥協してしまうタイプ。

進路についても、自分のやりたいことではあったけど「一番」ではありませんでした。
「一番やりたかった」ことは、自分には能力がないと思い、諦めていました。。

大学に入るまで、入ってからと紆余曲折ありましたが、最終的に新卒で就いたのは介護の仕事。

本当はそこから事務職へ異動したかったのが本音ですが、できるような気配もなく、体力・精神ともに疲労困憊で、数年で退職します。

ちなみにこの頃、地元の友人からMLMのお誘いや、投資(?)のようなお話もありましたが、お金＝働いて稼ぐもの、就職＝安定という脳で生きてきた私にとって、日本の将来のことや副収入の話など聞いても正直ピンときていませんでした。。

今考えると本当に狭い世界で生きてきたのだと思います。

その後、他の友人の紹介で福祉系の事務職へと転職をします。

本当は福祉分野から離れるつもりで色々探したのですが見つからず、ひとまずそこで働きながら考えようということで落ち着きます。

転職して数ヶ月後、プライベートで私の人生を変える大きな出会いがありました。

後に夫となる人物ですが、彼の生き方や考え方から大きな学びがあり、ここで私の考えも大きく変わりました。（今でもとても尊敬している人です）

個人事業主という働き方をしていた彼は、とても勉強熱心で、人生経験も知識も豊富でした。

出会った直後は私はまだコーチングというものは知りませんでしたが、彼の 自分がしたいと思ったことに対して覚悟を決めて向き合うその姿勢は、振り返るとまさにコーチングそのものでした。

そこからはとても濃い日々でした。
彼の方も 友人伝いで細々とやっていた事業でしたが、店舗を移し本格的に活動し始めます。

私は未だ事務職のままでしたが、その横でどのようなことをし 動いているのか、準備なども間近で見てきました。

彼の学んできたことについてもシェアしてもらう機会がありました。
そしてそこからコーチングというものを知り、自分の本当にやりたいことというのを少しずつ考えるようになっていきました。

こうして私の考えも徐々に変わり始めたのです。

そこから行動も変わり、学びの日々が始まります。