Googleマップは便利だし、わかりやすいから気軽に使いがち。でも、実は使っていい範囲が限られていることは、わりと知られていない。

Googleマップには印刷機能がある。この印刷機能を使ってプリントしたものは、商業目的でなければ、書籍、定期刊行物、レポートやプレゼンテーションには使用できる（ガイドブック、物品、印刷広告は不可）。

ただしこの場合でも、Googleマップに備わった公式の印刷機能を使って印刷した場合のみであり、スクリーンショット等で切り抜いた画像を使うのはNGだ。

参考：Googleマップの利用範囲 - みちのくグラフィックス

だから例えば、街を歩くようなイベントを開催して、「Googleマップで必要な部分を印刷して参加者へ配布する」と違反行為となる可能性がある。Googleマップは便利だけれど、なんにでも気軽に使っていいものではないのだ。

それじゃあ、地図の必要な部分だけ印刷して配布したい場合にはどうしたらいい？ そんなときに重宝しそうなWebサービスが誕生していた。それがまち歩きマップメーカーだ。

このサービスで出力した地図の画像は、Copyright表記をするだけで自由に利用できる。

白黒にするかカラーにするかを選択できる。それだけじゃなく、部分的に色をつけることも可能だ。地図上に表示させたいもの（カフェ等）も選択できる。印刷した地図に参加者が自分で書き込みをするようなイベントにはもってこいだ。試しにぜひ触ってみてほしい。