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複数あるブログサービスをどう使い分けるか?

たくさんあるブログサービス。その中から、自分にぴったり合うものを見つけ出すのはなかなか難しい。でも、あえてひとつに絞らず、複数のブログサービスを同時並行で使ってみるという手もある。

◉gooからniftyへ……ブログサービスを渡り歩く

私が最初に始めたのは、NTTグループの提供する「gooブログ」だった。2005年のことだ。なぜgooにしたのかはよく覚えていない。それまで読んでいた他人のブログがたまたまgooだったのかもしれない。

その後、niftyのココログに移った。niftyの光回線を始めたら、ブログのアカウントがおまけについてきたからだ。CSSをいじるのが楽しくて、ブログの記事を増やすことよりも、デザインに手を加えることに夢中になっていた。

はてなダイアリーに切り替えたのは、書評記事を書くのに書影が貼りやすかったから。まだAmazonアソシエイトなんて知らなかった。はてなのサービスが「はてなダイアリー」から「はてなブログ」に移り、それに合わせて乗り換える。現在、メインで更新しているのが、この野原海明のWeb文芸誌「醒メテ猶ヲ彷徨フ海」だ。

◉4種類のブログサービスを使い分ける

現在は、はてなブログをメインとし、その他に「g.o.a.t」「アメーバブログ」そしてこの「note」、以上4つのブログサービスを平行して利用している。それぞれ、自分のなかで使い分けを決めている。

 (1)g.o.a.tでは「小説」を書く

「Web文芸誌」という名前にしたのは、小説もはてなブログに載せていくつもりでいたからだ。けれど後に KDDI ウェブコミュニケーションズのブログサービス「g.o.a.t」(ゴート)と出会い、小説はそちらに引越する(小説は他にもエブリスタ破滅派にも掲載している)。g.o.a.t の利点については、縦書きもできるブログサービス「g.o.a.t」(ゴート)で小説執筆がはかどりそうな予感がしている を参照いただきたい。このサービスを使うようになって、毎日小説を書き続ける習慣が定着した。

 (2)はてなブログでは「日記」と「書評」を書く

はてなブログは、gooブログから引き継いで、書評ブログとして続けている。書評記事を毎日更新できるのが理想だけど、ちゃんとした書評を書こうとするとかなり体力がいる。大変なことを毎日の習慣しても続かない。ひとまずは更新を続けるために、淡々と日記を書くようになる。出来事を書き連ねた、日記というよりは日誌みたいなものだ。でもこれが意外と、あとから見返したときにライフログとして役に立つ。

日誌だけというのも味気ないので、今後も書評記事は増やしていこうと思っている。読者を想定してはいるが、書く目的は、本の内容を自分の身に染み込ませること。

 (3)アメーバブログは「感性」を伸ばすために書く

ブログサービスの利点は、同じサービスを使っている人たちとつながりやすいところだ。「はてな村」なんていう言葉があるように、はてなにははてなの、アメブロにはアメブロの利用者の傾向がある。アメブロことアメーバブログを使う人たちの記事は絵文字が多い。そういうキラキラした記事が昔は苦手だったけれど、慣れてみればそれにはそれなりの面白さがあるのがわかる。

去年から始めてみたアメブロは、はてなブログの日誌的な日記とは違い、日々感じたことを噴き出すままに書いてみたいと思っている。つまり、感性を育てるための日記だ。

 (4)noteは「論理的思考」を伸ばすために書く

それでは、このnoteは? note全体でよく読まれている記事は、「ノウハウを伝えるもの」と「感情を揺さぶるエモいもの」ではないか思う。エモい路線もいいけれど、私の場合、それはアメブロで展開させることにする。noteは、他の人の記事を読んで考えたことや、ちょっと誰かの役に立ちそうなことを書いていく。こちらは、論理的思考を伸ばすための場なのだ。

◉すべてのブログは自分のために

世界に向けて自分の文章を発信するブログ。それは、他人に向けて書くものではありながら、結局は自分のために続けている。いちばんの恩恵を受けるのは自分。でも、もし誰かの何かにひっかかることがあるなら、それはそれでうれしい。

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