「行こう」
グラスを空にすると、タケシさんは私の背中に手を添えた。
「ごちそうさま」
店主に声を掛けて店を出る。縄のれんも看板も、もう仕舞われていた。

白濁(五十八) - 終わらない夏 @mianohara - g.o.a.t https://mianohara.goat.me/cyO7XrPJfO
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