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そこに、ストーリーはあるか。

7月初旬に計画している、豊かさを見つける旅@京都。

今日は出張シェフを決める過程で
考えたことを書こうと思います。


ここ1週間、
1日目の夕食の手配について悩んでいた。


お宿と提携している出張シェフを
予約するつもりだったのに
いざ連絡してみると、もう予約が埋まっていた・・・!

がーん・・・1ヶ月以上も前なのに・・・
シェフの予約は宿泊日の7日前までって書いてあったから油断していた・・・(言い訳、反省)。


ここから検索魔な私の1週間が始まった。

「出張シェフ」「出張料理サービス」
「料理代行サービス」「出張料理」「出張料理人」
「出張料理 京都」「出張シェフ 関西」 etc…


インスタグラムを始め、
インターネットのあらゆるサイトで
隅から隅まで探した。

条件をいろんなパターンで入力し、
おすすめ欄や、口コミなど、ほぼ読んだ。
本当に、ほぼ読んだ。

実際にシェフの方にメッセージを送って、何人かやりとりもしてみた。
(お料理教室をされているお友達にも連絡した)


でも、なんか、決まらない。
決め手がない。誰でもいいわけじゃない。
私は、何を求めているのか。


選びたいものは、豊かさに通じるもの。


出張シェフをマッチングするサイトはいくつもあったけど、
ただ一様に並べられただけでは、条件で選ぶしかない。
(きっと、シェフによっては想いがあるはずなのに
それが全く見えてこないサイトがもったいなく感じた。)

日にち、予算、料理のジャンル。

いつもの家事を誰かにやってほしい、
誰でもいいからご飯を作ってほしい、
そんな時は全然それでいいと思う。

でもね、今回の旅で私が選びたいものは違ったの。
「豊かさを見つける旅」のコンセプトに合っている人を選びたかった。



私の思う、豊かさってなんだろう。


もちろんお料理が美味しそうで心が躍ることも大事。

豊かさを見つける旅 で一緒に楽しむご飯は
安心安全な地元の食材を使うことや
生産者の顔が見えることも大事にしたい。

滋賀や京都の美味しいものを、
他県から遥々足を運んでくれる方々に
発見・体感してもらうことも、豊かさの発見。

そして、シェフ自身が想いをもって
お料理をつくっていること。

いろんな思いを巡らせているうちに。
お料理やシェフに求めていたことは、

その人に、ストーリーがあること。
その人に、語りたい信念があること。

・・・なのでは?と気づいた。


ついに見つけた!



インスタグラムの検索欄で
ありとあらゆるキーワードを組み合わせて
検索していたとき

「これは!!」

という人を見つけた。
しかも滋賀県でレストランをされていて
「料理で人を幸せにする」という
信念をもって修行されているすごい人・・・!

地元の食材を大事にしていたり
お料理にもとっても惹かれる。。


この人が来てくれたらもう間違いない!って直感した。

全く面識もないし繋がりもなかったけれど、
思い切ってメッセージしてみた。


うまくいくときは、するするっと決まっていく。


滋賀県のシェフを見つける数時間前に、
どんな感じかちょっと問い合わせてみようと思って
メッセージを送ったシェフが2人いた。


1人は既読スルー。連絡なしのまま今に至る。


1人は詳細を伝えても、なんか噛み合わない。
全く乗り気じゃないのが、ひしひし伝わってくる。
口コミがすごくよかったしプロフィールの文章もいい感じだったけど。
この人に頼んでも、なんかうまく行かない気がする。。


その日の夜、滋賀県のシェフからDMが返ってきた。

「ランチタイム営業が終わってからならいけます!」
すごく明るい雰囲気を纏ったメッセージだった。


1時間もかからないメッセージのやりとりで
予算やメニューもすぐに決まって、
心配事は何もなくなった。


コストか、品質か、ストーリーか。

自分も選ばれる立場になったとき、
どこで勝負していきたいのか。

ちょっと立ち止まって考えたのでした。
(そして夫に話して、さらに深める。ここまでが一連の流れ。)


そんなわけで、1日目のディナーもとっても楽しみ。
参加してくれるみんなが喜んでくれるといいな。

着々と、準備をすすめております♡



2023/05/31 響花


3歳娘を育てるママ一級建築士。
素直で等身大な気持ちを発信中。




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