見出し画像

8月6日 リクナビの「内定辞退予測」と利用規約

こんにちは。shutoです。本日は就職情報サイト「リクナビ」を運営するリクルートキャリアが学生の同意なしに「内定辞退予測」を企業に売り出していたという記事について私の意見や感想を述べさせていただきます。

     ↑朝日新聞より引用
なぜ今回このように新聞に大きく掲載されるほど事が大きくなってしまったのか?大きく二つの理由が考えられます。

①学生の同意なし(会員登録画面で同意の取得に不備があったと会社側は報告)に個人情報を企業に売っていたこと

②内定辞退予測という会社側にとっても学生側にとっても重要な情報を勝手に売りに出していたこと

①の理由につきましては、個人情報を無断使用しているという個人情報保護法に違反することに触れる可能性がある。しかし、リクナビ側は会員登録時に一定の個人のデータ利用に関する同意を得ているという後ろ盾の下、立場を保っている。

②に関しては「内定辞退予測」という初めて耳にするような言葉が全国にインパクトを与えたからだろう。現在の世の中は人が内定を辞退する可能性ですら数値ではかるようになったことに私自身驚いた。

実際被害にあったと公表されたのは7983人であるが、もっと多くの学生のデータが多くの企業でたらい回されているのだろう。データビジネスというものは対象の人間の数だけ稼ぐことが可能であり、知らない間に自分のデータがどこかに出回っていることを常に把握しておかねばならない。

視点を少し変えてみると問題の根幹は利用規約にあるのではないかと考えられる。現在ほとんどのアプリケーションやサービスを利用する前に利用規約に同意していることがほとんどだと思う。

皆さんは同意をするというボタンを押す前にしっかり利用規約を読んでいますか?利用規約をすぐスクロールして「同意する」を押していたりしませんか?

私自身すべての利用規約を読んでいるか?と言われると読んでいません。むしろしっかりすべての利用規約を読んだことはありませんでした。

今回の事件を防ぐことは運営元がかなり大きいうえ、データ数もかなり多く扱っているため厳しかったでしょう。

しかし身近なところで利用規約に落とし穴があったりします。利用代金や解約に関することが書かれていたり、詐欺まがいのことを書いてある利用規約もあったりします(ほぼ詐欺です)。

そのような変なサービスを利用しようとしないことが一番ではありますが、利用規約には一度軽く目を通してから利用規約に同意するべきだと思います。

読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?