見出し画像

『ベットする理由(最新版)』by Upswing Poker

こんにちは。画像にはとくに意味はありません。春感を演出してみました。

今回は昨日Twitterで見かけたUpswingの『The Only Two Valid Reasons to Bet in Poker (Every Other Reason is Wrong)』がなんかおもしろかったので雰囲気訳しました。短いですが。

元ネタはこちら⬇︎ 
画像もこちらに掲載されていたものになります。元ネタに貢献するために広告も訳しているので興味ある方はぜひ加入してください。

**********************************************************************************

なぜ僕らはベットするのか?

この問いは何十年もベストなポーカープレイヤーたちを魅了し続けてきた。

揺るぎようのないベットの理由を明らかにするうえで、一番の貢献をしたのはあの伝説的なDavid Sklanskyかもしれない。ここ数年まで、ベットするには2つの理由があるというのがポーカー界のコンセンサスだった。

1. 強いハンドで、相手のより弱いハンドからバリューを取るため
2. 弱いハンドで、相手のより強いハンドをフォールドさせるため

これらの理由は、かなりいい方向に私たちを向かわせるが、完全に正しいというわけではない。今日、最近のソフトウェアの進化のおかげで、物事はそんなにはっきりしているわけでないことが分かってきた。これまでの理解をもっと洗練させなければならない。

もしかすると、ベットする真の理由を探すうえで、最大の一歩を生み出したのは、Matthew Janda が2017年に書いた本、『No-Limit Hold’em for Advanced Players: Emphasis on Tough Games』かもしれない。この本がこの記事のインスピレーション源になった。

NOTE:もしラボメンバーに加入済みなら、Mr. Jandaから直接価値ある理論的なコンセプトを「module G.T.O. with Matthew Janda」から学べます(Beyond Core Strategyのセクションから見れる)。もしまだラボメンじゃなかったら、ここをクリックして加入しよう

ベットする本当の理由

1. 勝ったときのためにポットを大きくするため
2. 相手がエクイティを実現するのを防ぐため

従来知られていた理由とは異なり、これらの2つは相互に排他ではない。さらに言えば、2つの理由が一致したときにこそベットするベストなシチュエーションであるといえる。

以下の例を通して説明してみよう。

$1/$2 6-max cash game。ボタンから$6にレイズした。BBのプレイヤーがコールして、フロップは K♦ 6♥ 4♣。BBはチェックして僕らのターンだ。

これらのハンドだった時のことを考えてみよう:8♥ 8♠ と Q♣ Q♠

BBがどれだけ広いレンジでC-Betにコールしそうか考えれば、どちらのハンドもバリューのためにベットする十分な強さがある。多くのAハイやいくつかのQハイ、ローペア (22-77, A4s, 76s, etc.)などにコールされるだろう。つまり、どちらのハンドも最初の基準に一致する:勝ったときのためにポットを大きくするため。

しかし、ここで2つめの基準に照らして考えてみると、答えは分岐しはじめる。なぜか?

簡単に言うと、88でベットするほうがQQでベットするよりも、BBのレンジのより多くのエクイティを否定できるからだ。なぜか詳しく見てみよう。

僕らがベットすると、BBはいくつかのハンドをフォールドする(AハイとかQハイに加えて、T9とかのもっと弱いハイカード)

もし僕らがQQを持っていたとしたら、これらのハンドで相手がポットを取れる確率は著しく小さい(相手はランナーランナーストレートかフラッシュ、トリップスか2ペアを当てなくてはならない)。それに加えて、もし僕らがチェックすれば、後のストリートで相手にブラフさせたり、QQより弱いハンドをヒットするチャンスを与えて、ペイオフさせることができる。一方...

もし僕らが88を持っていたとしたら、相手のこれらのハンドにはドローする大きなエクイティがある。例えば、QToは K♦ 6♥ 4♣ のボードでは僕らの88に対して27%ものエクイティを持っている。相手に27%のエクイティを捨てさせることができれば、それは僕らにとって大きな勝利になる。別の見方をすれば、この数字は K♥ 9♥ 7♠ のボードで、ナッツフラッシュドロー (A♥ 6♥)がトップセット (K♣ K♦)に対して持っているのと同じくらいのエクイティということになる。

編集者のメモ
Piosolverによれば、K♦ 6♥ 4♣ のボードで、最適なサイズのC-Bet(~33%ポット)に対しては、QTはある程度の頻度でコールしなければならない。しかし、この結果も現状優れたハンドでポットを大きくできたから僕らの88にとっては勝利ということになる。

ベットしたとき、僕らのハンドに対してエクイティのある多くのハンドをフォールドさせることができる。これによって、僕らよりも強いペアになるチャンスを奪うことができる。また、ターンやリバーでスケアカードが落ちたときにブラフしてポットから追い出すチャンスを奪うこともできる(88にとってのほうがQQにとってよりもスケアカードになるカードの数はかなり多い)

さて、これでこのスポットでは88でベットすることのほうがQQでベットするよりも大事だということが分かっただろう。88のほうが弱いハンドであったとしてもだ。この結果はソルバーのものを反映している。ソルバーでも88のほうがQQよりも高い頻度でベットする(下の画像)。

画像は、button vs bb on k64 のときのソリューション
メモ:インプットしたポットサイズは55なので、16 のベットは 30% pot-sized bet.

ソルバーではどちらのハンドも多くの場合ベットすることを推奨しているが、88がほぼ毎回(97%)なのに対して、QQは”たった”76%でしかベットしない。

まとめ

さて、これでベットする真の理由というのが分かったと思うが、君がやらなきゃいけないのは、この2つの理由を元に毎回すべてのベットを正しく評価することだ。十分練習を積めば、このタイプの思考プロセスは第二の本能みたいになって、かなり正確なベットの判断を臨機応変に下せるようになるはずだ。

これでこの記事はおしまい!この記事を書くのは楽しかったから、読んでくれた人も楽しんでくれてたらいいな!コメントやフィードバックは気軽に下のコメント欄に書いてくれ。

ポーカーのスキルをテストしたい?クリックしてポーカークイズを試してみよう

じゃあグラインダーのみんな、グッドラック!

ノート:30秒以内に素早く、利益的な決断をできるようになりたい?たった$7の Postflop Game Plan mini-courseを買って、「いったいどうすればいいかわかんないよ」っていうスポットを稼げるスポットに変えよう。もっと知るにはこちら。

**********************************************************************************

以上になります。以前「それベットする必要ないんじゃない?」って言われたけど、なんとなく怖くてベットせずにいられないスポットがあったのですが、この記事のでなんか納得できた感じがしました!

この記事の元になった内容が書いてある本はこちらになります!(※日本語で読みたい方はTwitterで @shotaimu さんに相談してみるといいかもしれません!)

あと、この本を読んだ感想をmynameiskarl先生がツイートしてたのを訳した記事があるのでよろしければ参考に見てみてください。

以上でやんす。つぎもがんばるぞい

追記。木原さんがブログで関連する内容を書いてくださいました!あわせてチェック↓


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

内容が良かったな!ってときサポートいただけるとはげみになります!よろしくお願いします!

すこありがとうございます!!
29

ニキ

ポーカーのニキです。ニキはやるすくさん命名です。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。