２泊3日の宮崎旅。
終わってみたらあっという間の不思議な感覚。
普段はいろーんな自分のものの中から当たり前のように選びつつ生きているのだけれど、旅に出ると自分のものはほんの少し。バックに入るもののでやりくりする。
どの服を着ようかな？どの靴を履こうかな？と迷うネタもないし、なんてったって仕事をしないので、感覚が外へと伸びていく。じっとしていても焦らなくなる。
用事はできるだけしないというかできない。そういうのが旅のいいところ。

普段の生活も楽しいのに、なぜわざわざ旅にでるのか？

①いつもと違う環境に身を置いて敢えて不便を楽しむ。
②ご飯作りや掃除や洗濯から解放される。
③その場所の空気を感じに行く。
④そこへ行きたくなる意味を確かめにいく。
⑤アクティビティーを楽しむ。
そんなところではないだろうか？

一般的には、みんなが行くところに行く。名所に行く。テーマパークに行く。が多いかもしれないけど。

ここのところ、立て続けに友人が宮崎に移住した。今までのいろいろを捨てて知らない土地で暮らす面倒臭さを乗り越える魅力はなんなんだろう？海ありきなんだろうけど。きっと自分のベクトルがそっちを向いたのだろう。それを止めたら「あかん」のは私も知ってる。
理由ははどうあれ、私は自分の中の答え合わせをしに来たのだろう。

歳を重ねていろんなものが沈澱して来て、シンプルに削ぎ落としていきたいと日々（自分と）格闘している今日この頃。海に来たら「これでいいのだ」って思える。街は余計なものがいっぱいあるからね。

海も緑も匂いも空気もバッチリ私の中にインストールしてきたので、どこにいてもイメージできる。
さぁこれからも自分の道をまっしぐら！なのだ。