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聞いてもらえるのはありがいね。

今年の冬は雨がよく降るなぁ。あ、もう春か。
昨日綺麗に晴れていたのに、今日は一日中雨。こういう日は「ゾーン」に入り込む気分になる。

午前中はズームでの打ち合わせ。「暮らしのまんなか」という有名ライターで本もたくさん出している一田憲子が編集している本。本人が打ち合わせもするんやーってまず感激。

かれこれ15年くらいになるだろうか?平城宮跡近くにあった頃のミアズに来てくれた時に話した以来。
あの頃「いつか取材してもらえたら・・」と思っていたのを思い出す。
実は今のミアズにも何回かは来てくれているらしい(バタバタして気がつかず!)それにしても認識していただいていることがとっても嬉しい。そう、想いは叶うのだ。

今回は60歳を過ぎて家を建てたことについてや、暮らし、これからのことなどを書いてもらう。
打ち合わせでは、流れを知ってもらうために前回に会ってからの15年間の話をした。
激しい環境の変化の話に「それはそれは!」と共感してもらって、さらっと話す裏側の胸のつらみを吸収してもらったような気がした。
過ぎたことだけど、あの時のしんどさはなかなかだったなー。
昔の部活の特訓みたいに、めっちゃしんどいけどチカラがつくってやつ。
それが記事になるわけではなくて、テーマはこれからのことだけれど。

午後からは2ヶ月前に予約してあったCIZIMAに髪を切りに行った。
髪を束ねるくらいの長さから、束ねられない長さに切ってから2ヶ月。もう一段階短くした。髪の量が多いので毎回切った髪の量でカツラをひとつ作れるくらい。

CIZIMAのマキちゃんにも2ヶ月前から今までのことを話したら。「ふんふん!わー!」と聞いてくれた。
この2ヶ月の葛藤やら感じたことなど話しているうちに、心の痛みにオロナインを塗り塗りしてもらっているような気持ちになった。

帰りに車の中で「燃え殻」のエッセイをラジオで聞いていたら、同じようにオロナインを塗っている人がいるんだなと、雨粒がきれいに見えた。

そうだよな。一人でがんばるのが前提だけれど、時には誰かに話して共感してもらうのはいいよな。特に雨の日は。そのうち桜も咲くし。

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