やっぱりな。
落とし穴は当然のようにやってきた。そういうこともあるだろうから「やっぱりね」と、頭が真っ白にはならず、Aパターンで行くか？Bパターンで行くか？と切り替えることができた。修羅場を何度も切り抜けてきたし、もうここまで生きてきただけでもラッキーだし、「なんとかなる！」という自分の力も信頼している。

簡単にいうと、今の場所での営業は続けられそうにないということが確定したというだ。それも近い将来。
早速Aパターンの作業にとりかかった。引っ越しも家づくりもシュトーレンの注文も佳境にはいっているのに！頭の中がパソコンのようにグルグル回るビジー状態。
Aパターンをクリアしたら次の問題が掛け算のように増えてくる。

その前に！と昨日は上原ひろみのコンサートへ行ってきた。彼女のコンサートは欠かさず毎年行っているのだけれど、毎回違うバンド構成で違った世界観を見せてくれる。前回はパンデミック中の静かでグレイッシュな中に光を感じるような景色が見えたのだけれど、今回はパワフルで次の楽しい世界の扉が開くような感覚になった。音楽に入り込むと自分の中に景色が見えて方向が見えてくるのだ。

閉店という文字が見えたその日が、３ヶ月前にゲットしていたコンサートと同じ日、そして今日は新月。ここのところ、シンクロニシティが起こりまくっていたのでこれはきっと次の扉にちがいないな。

しかし、引っ越し作業が終わったら次は閉店作業にとりかからなければならない。
でもこれは営業している限りいつかやってくることだから、前向きにひとつひとつ取り組んでいこうと思う。

昨日のあの感覚から行くときっとなんとかなる。

それにしてもなんて私の人生は面白いんだろうって自分でも感心する。
あのリズムの渦に巻き込まれる音が醸し出す世界のようにドキドキしてくる。