見出し画像

みえてきたZ9とZ fの使い分け

さよなライカして、Z fをお迎えして、早くも今のZ9、Z f、Z30のカメラ3台体制がしっくりくるようになってきた。

今回のテーマ的にZ30は置いておいて、Z9、Z fの使い分けについて書きたいと思う。

Zfを購入しようと思ったとき、また手元に来たときは、Z fはあくまでもZ9のサブ機的な扱いを想定していた。

その後Z9、Z fそれぞれを何度か持ち出し撮影していると、Z fはZ9のサブじゃなくて、撮りたい場所・使いたいレンズでZ9と使い分ける、メインカメラ2台体制という考え方がしっくりくるようになってきた。

どういうことか。

たとえば、明確なのは野鳥撮影。
Z fも被写体認識があるので野鳥の撮影に使っている人もいるけど、Z600を使う場面ではやっぱりZ9がいい。というか僕の趣味の場合、Z9の主戦場は野鳥撮影なのは間違いない。

続いてハイキング。
ハイキング中は足を滑らしたり、不意な転倒もあり得る中で堅牢性に勝るZ9を持ち出したい。
Z fは革のストラップをつけているので汗かく場面であまり使いたくないというのもある。

続いて街中スナップ。
ここが今まで想定していなかったことが見えてきたところ。
京都とか奈良とかのんびり撮りたい場合は、MFのレンズを付けたZ fで撮りたい。
大阪の特になんば・心斎橋あたりの人多く景色がすぐに変わっていくような場所ではZ9がマッチする。
もともとZ9ではNikonの巨大レンズを使う運用、Z fではフォクトレンダーのMFのレンズをはじめ小さなレンズを使う運用という使い分けを想定していたが、実際には行く場所でカメラを使い分けていた。

そうなってくると、起点となる問が2つになってくる。
撮影に行きたい場所はどこか、もしくは使いたいカメラ(レンズ)は何か。

僕は割と「今週末はどこいこうかな」と考えることから始めるので、そうすると持ち出すカメラは決まってくる。あとは気分でレンズを選ぶ。
ときには「最近Z f使っていないから、京都行こうかな」みたいなことがあってもいい。

話は変わって

Zfの細かいレビューはそのうち書こうかなと思っているけど、Z fは使えば使うほど好きになる、そんなカメラ。
M10-Pの代わりはならないとは思っていたけど、なんならZ fの方がトータルの満足度は高い。

手放した途端、悪い点を言い出すのも何なんだけど・・・
(M10-Pユーザーの方はここで離脱ください🙇)

M10-Pのシャッター音・シャッターショックの感じが好みではなく撮影体験としては正直イマイチだった。(所有していたときは、こんなに高いものなんだから撮影体験もいいに決まっている、と言い聞かせていた節はある)
ただ作りの良さ、モノとしての良さは何にも変えられず、所有欲を満たすものとしては最高だった。眺めたり、首にかけたりしていると気持ちがあがる、そんなカメラだった。

そういう点と比較して、作りの良さには残念感はあるものの他の点では(個人的には)Z fが優っている。

長らく2マウント体制だったけど、Zマウント一本化して今のところ何の不満もない。Nikonさまさまである。

それでは



この記事が参加している募集

カメラのたのしみ方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?