ある日のB面 #2
ある日のB面では、Nikon Zfで撮った撮って出しのディープトーンモノクロームの写真を載せていくことにしている。
今回からは(今回だけになるかもしれない?)、更にX(旧Twitter)では書きにくいことをこのnoteをチラシの裏に見立てて吐き出したいと思う。
読みながら内容が気に入らないと思った方は、ブラウザバックしてください。
ちらしの裏 スタートです。
今回書きたい内容は「SNSによる社会の分断の表面化と加速」について
これを思ったきっかけは、静岡県知事がリニア中央新幹線 静岡工区の工事着工を認めないことに端を発した静岡県民とその他の日本国民の分断をSNSで見かけたこと。
現代社会は、歴史上最も社会の分断が進んでいるという見方がある。
その理由として、スマホ(+SNS)がある。
スマホにより人々はいつでもどこでも情報を取得できるようになった。
その情報は玉石混交で、自分が信じる側の意見を摂取することにより、その意見がより強化される。
最近でいえば、SNS上でコロナのワクチンが良いものか悪いものかという意見の対立が起きていた。
コロナのワクチンが良いものと思う人は、悪いものと思う人の意見を受け入れられないだろう。その逆もしかり。
スマホ(+SNS)がない時代はどうだったか。
ニュースや新聞で得た知識を会社や学校、井戸端でああでもないこうでもないと議論していた程度であろう。
その際に、私はあの人とは意見が合わないと、そこで分断が起きていた。
とはいえあくまでも個人の付き合いの範囲で分断が起きているなーと感じる程度。
そもそも分断とも感じていなかったかもしれない。
これがスマホ(+SNS)により社会の分断が進んでいるなと感じるようになった理由。
でも実際はというと、日本で言えば江戸時代は士農工商という身分制度により江戸幕府は400年大きな争いを生むことなく安泰の時代を作ることができた。この身分制度こそ大きな分断である。
また、諸外国でいえば奴隷制度なんかがあった。少し前までは女性の地位は低かった。これも大きな分断である。
現代社会はこれら大きな分断は解決しつつある。
そんな社会でも分断が進んでいると感じるのは上述のとおりスマホ(+SNS)のせい。
何もスマホ(+SNS)を悪だと言いたいわけではない。
なんでもかんでも良いか悪いかの二項対立に持ち込もうとするから分断が起きる。
少なくとも自分はどちらの立場かというのを表明するのは良いが、反対の立場を表明するあるいは表明しないまでも反対の立場であることが明確であるものを攻撃しないということが分断を生まない重要なポイントだと思っている。
例を挙げるなら・・・「私はコロナワクチン接種を良いものと思っており実際に何度も接種している。ただ、コロナワクチンを悪いものと思う人の気持ちも分かるので接種しないことを否定しない。」
ま、わざわざこんなことをいう人は少ないと思うけど、極端な例としてはこんな感じだ。
さて、リニアの問題にもどると
静岡県知事がリニア工事着工を認めない→静岡県民が選んだ知事がこんな問題を起こしたから静岡県民は日本国の国益を損なった敵だ、みたいな論調。
ある一部の人が静岡県民と日本国民の分断を積極的に加速させている。
静岡県知事憎しまでならギリギリ理解できる。そこから発展して静岡県民を攻撃するのはどういう意図があるのか。
それを扇動しているのがインフルエンサー()だったりするのでタチが悪い。
さっきまでそんな意見を持っていなかった人(リニアに興味すらなかった人)が、インフルエンサー()が言うならそうなのかもと同調しだし、分断が加速する。
この社会の分断を好機と捉えうまく利用している人もいる。
なんならその人は自ら分断を生み出しているかもしれない。
具体的な事例は省くが、そういったものを見極め自分は分断に加担しないという意識が大事なのかなと思う。
知らず知らず分断に加担する可能性はある。
社会の分断をしないようにするため、だけではなく普段の生活でもストレスを少なく過ごせるTipsとしては、「影響の輪」と「関心の輪」を意識する、ということがある。
「影響の輪」とは、自分でコントロールできる領域、「関心の輪」とは、自分自身でコントロールできない領域のこと。
「影響の輪」とは、自分でコントロールできる領域:明日から早起きしよう。
「関心の輪」とは、自分自身でコントロールできない領域:明日から上司に機嫌良くしてもらおう(ということはコントロールできない)
こういう感じで、関心の輪に注力したところでコントロールできずイライラしてしまう。ストレスにつながる。
他人は自分の思うようには動いてくれないもの。期待してはいけない。
SNSで攻撃してもだめ。より反発する。
影響の輪に注力すること、これが社会の分断を生まず、ストレスも少なく生きることができる。
リニア問題について、SNS上でああだこうだ言ったところで何も変わらない。
ストレスの少ない人生を選ぼう。
それでは
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